犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー=通称ベイビーは、iPodで音楽にノって天才的なドライビングテクニックを発揮する。ある日、運命の女の子と出会い足を洗うことを決意するが、そのことを組織のボスに知られ、無謀な強盗に手を貸すことに―。主人公ベイビーには、甘い顔立ちで世界中の女性を虜にするアンセル・エルゴート、ヒロインには『シンデレラ』でみずみずしい演技を見せたリリー・ジェームズ。またベイビーとチームを組むメンバーに、ジェイミー・フォックス、ジョン・ハム、エイザ・ゴンザレス、チームをまとめるボスにケヴィン・スペイシーと豪華キャストが集結している。
今回、主人公ベイビーのボスで強盗団を組織する大物犯罪者ドクを演じたケヴィン・スペイシーが自身の役柄や他のキャラクターについて語る特別映像が解禁された。『ユージュアル・サスペクツ』『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞を2度受賞したベテラン俳優のケヴィン・スペイシー。最近ではドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で野心的な政治家役、『メン・イン・キャット』でモフモフのネコになってしまった大物社長を演じるなど、そのカメレオン俳優ぶりに磨きがかかっている。そんなケヴィン・スペイシーが本作で演じるのは、強盗団を組織する完璧主義な大物犯罪者。
ケヴィンは「ドクは理性のある男だ。部下には完璧を求め徹底的にやらせる」と今回演じた役柄につい語る。劇中では、常にブラックスーツをまとい、一筋縄ではいかない手ごわい部下たちに対し、どんな状況においても眉間にしわを寄せ冷静に指示を出すドクの姿が印象的だ。また、主人公ベイビーや他のキャラクターについても「部下は全員イカれてる。反社会的な異常者ばかり。そんな彼らを逃がすのがベイビーだ」と紹介している。エドガー・ライト監督はケヴィンのキャスティングについて「彼が出演依頼に“イエス”と言ってくれたときは“すごい!”と思ったよ。自分が書いた台詞を彼が口にするのを想像してワクワクしたよ。ワルを演じているケヴィンは最高だ。どんなに卑劣でもたまらなく魅力的だから」と大絶賛している。
映画『ベイビー・ドライバー』は2017年8月19日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:エドガー・ライト
出演:アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、エイザ・ゴンザレス、ジョン・ハム、ジェイミー・フォックス
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント