今回行われた公開アフレコイベントには、本作の日本語吹替え版声優に決定した出川哲朗が登壇。出川がどの役柄の声優に採用されるのかは、この日いくつかのキャラクターのアフレコを行い、その出来次第で決定するという前代未聞の“公開オーディション”アフレコイベントとなった。また、出川のアフレコを応援&審査を行う特別ゲストとして、主人公・ロイドの声優を演じる松井恵理子も登場。
今までに2度のアフレコ経験があるという出川は、忍者をイメージした衣装で登場して「やるからには主役を狙いたい!」と意気込みを語ると「子どもの頃はお坊ちゃまだったのでレゴが家にあったんです。思い入れがあります。リアルガチで遊んでました」とレゴ好きをアピール。さらに「デビューは役者なんで、芝居も任せてください!」とやる気も十分に見せた。普段噛み噛みなトークを見せる出川だが、ここでMCから“声優にとって滑舌が大事”と振られると「僕はそうは思わない」と全面的に否定。さらに「技術的なことよりも、ハートでしゃべるタイプ」とアピールした。
ここで、TVシリーズでロイド役を演じる松井が登場。これに出川は「え、ずっとやってるんですか?じゃなんのオーディションなの?」と残念そうに話したものの、久保ディレクターの「主役を取りましょう」の一言で「もちろんそのつりです」とやる気を取り戻した。さらに出川は「オーディションってあるんですか?」と質問し、松井が「ありますあります!」と答えるなど声優について興味津々の様子だった。この後、予告映像に合わせて、3役を演じ分けるオーディションを実施。松井は「瞬時に切り替えることが大事」とポイントを語り、見事に演じ切ると、出川は「(声優の)山寺さんは7色の声を持っていますが、私は32ろう・・・ごめんなさい、32色を持っています」と噛みながらも声優としての資質をアピール。2シーンのアフレコを実施したが、“ガーマドン”がどうしても“ガードマン”になってしまう出川。
オーディションが終わると、久保ディレクターが登場し「素晴らしかったです!」と称賛したものの「致命的なところで・・・またガードマンって言ってました。90分の尺をいちいち直すのは大変かなと」と“滑舌”を指摘。結果は、“家来3役”を演じることに決定。これに出川は「映画のアフレコのオファーが来て正直喜んだのに、それが・・・」と肩を落とした。久保ディレクターが「水辺の兵もいい役ですよ」とフォローしたものの「でも、ここ(ポスター)に写ってないですよね?」とひたすら残念がった。ここで「家来だけじゃ嫌だというならサメ将軍はどう?」という声に「そういうの欲しい!」と再び笑顔を見せた。
最後に「一緒に頑張りましょう!」とエールを送った松井。出川は「チョイ役だったけど、途中でどんどん増えると聞くのでアフレコやっている間に僕の出番もどんどん増やしていってもらいたい」とメインキャラクターについてまだ諦めていない様子で「この映画は間違いなくおもしろい映画になっています。そういう予感しかしない」と本作をアピールした。
若きニンジャのロイドが、師匠ウー先生に率いられて仲間たちとともにニンジャゴーシティを守るために立ち上がる―。やる気満々だが修行が足りない現代のニンジャ軍団が、力を合わせて壮大な決戦に挑むアドベンチャー作品。本国英語版では、ニンジャたちの師匠であるウー先生の声に、映画界のレジェンドであるジャッキー・チェン。TVアニメ「レゴ®ニンジャゴー」は、2015年から3シーズンに渡ってテレビ東京および系列局で放送され高視聴率を獲得している大人気アニメ作品。特別な力を受け継ぐ6人の若きニンジャたちがスクリーンに登場する。
映画『レゴ®ニンジャゴー ザ・ムービー』は2017年9月30日(土)より全国で公開!
監督:チャーリー・ビーン
声の出演:ジャッキー・チェン、ジャスティン・セロー、デイブ・フランコ、オリビア・マン、フレッド・アーミセン、アビ・ジェイコブソン、クメイル・ナンジアニ、マイケル・ペーニャ、ザック・ウッズ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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