小野友樹、山﨑賢人

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の公開記念舞台挨拶が8月20日(日)にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、山﨑賢人と小野友樹が登壇した。

8月4日(金)より公開された本作。今回の舞台挨拶には、本作で東方仗助役を演じた山﨑賢人と、アニメ版で同じ東方仗助役を演じた声優のと小野友樹が登壇し、二人の“仗助”がジョジョへの愛を語った。満席となった会場を見渡した山﨑は「僕にとって特別な作品なので嬉しい」と改めて舞台に立ったことをに感謝の気持ち明かした。

今回、小野のTwitterでのツイートがきっかけとなり“W仗助”が共演を果たしたが、小野はこのイベントの前に、本作の舞台である“M県S市”のモデルとなった仙台市で本作を鑑賞し、さらにこのイベントの前日にもレイトショーで鑑賞するなど3度観たことを明かし、さらにそのことを山﨑にメールすると、同じタイミングで山﨑は小野が声を担当しているアニメ版を観ていたといい「ひかれあってますね」と笑顔を見せた山﨑。

3度観たという実写映画について小野は「何よりもずるいと思ったのは、スタンドとCGの相性が抜群。迫力がすごかった。二次元のアニメと違って、役者とセットが一体化して見られる」と大絶賛。さらに「賢人の仗助を観られるのは贅沢」と山﨑の演技も称賛した。さらに、アニメ版で康一役を演じる梶裕貴と、実写映画版で同役を演じる神木隆之介が出会ったことをきっかけに、その二人と小野と山﨑で会い「飲んだり卓球したりした」と明かした小野。さらに「神木君、卓球めっちゃ強かったです!」とプライベートエピソードが明かされると場内からは大きな歓声が寄せられた。

撮影中のエピソードで、山﨑は「撮っている段階では“ドラララ”やるよって言われてなくて、曖昧だった。それこそ(小野)友樹さんがやるんじゃないかなみたいな(笑)」と振り返り、小野は「おれも仗助やるって決まってから、毎日“ドラララ”って言っていた。“ドラララ”ってラ行の連発で、そこから圧を入れていって徐々に・・・。ジョジョだけに」と笑いを誘いつつ、“ドラララ”が完成するまでを明かした。さらに実際に小野が「足をちょっと開いて、復帰に力を入れて、息を吸って、にくい相手に向けて・・・」と“ドラララ”の発生をレッスンし、映画よりも上達(!?)した“ドラララ”に、場内からは大歓声が起こり、山﨑は「何もわからないのに一人でやってるのが寂しかったんですよ・・・」と明かし、さらに笑いが起きた。

最後に山﨑は「愛をもって挑ませていただきました。みなさんにとっても愛される作品になればと思っています」とメッセージを送った。

19世紀末のイギリスを舞台にした第1部から始まる“ジョジョ”と呼ばれる“ジョースター家”の代々の戦いを描く大河ストーリー。今回映画化されるのは第4部「ダイヤモンドは砕けない」。主人公・東方仗助役を山﨑賢人が演じるほか、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介ら豪華キャストが結集し、スペイン・シッチェスと日本で撮影が行われた。第17回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭でのワールドプレミア上映では観客賞を受賞した。

【写真/蔭山勝也】

山﨑賢人

小野友樹

“ドラララ”を披露する山﨑賢人


映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は全国で公開中!
監督:三池崇史
原作:荒木飛呂彦(集英社ジャンプ コミックス刊)
出演:山﨑賢人、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介
配給:東宝/ワーナー・ブラザース映画
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社