内田理央、レニー・ハーリン監督、ジャッキーちゃん

ジャッキー・チェン主演最新作『スキップ・トレース』のジャパンプレミアが8月22日(火)にTOHOシネマズ日本橋で行われ、レニー・ハーリン監督、スペシャルゲストとして内田理央、さらにモノマネ芸人のジャッキーちゃんが登壇した。

最新作を引っ提げて来日したハリウッドアクション界の巨匠レニー・ハーリン監督。今回、『クリフハンガー』(1993)、『ロング・キス・グッドナイト』(1996)、『ディープ・ブルー』(1999)、そして、2000年に『ドリヴン』(2001)の撮影で来日して以来、17年ぶり5回目の来日となる。さらにイベントに華を添えるスペシャルゲストとして内田理央、ジャッキー・チェンのそっくりさんとして活躍するモノマネ芸人のジャッキーちゃんが登壇し、イベントを盛り上げた。

本作で初めてのコラボレーションとなったレニー監督とジャッキー・チェンだが、20年来の親交があったといい「(ジャッキー・チェンが主演の)『ラッシュ・アワー』も僕が監督する予定だったんですが、スケジュールが合わなくて断念した」と明かすレニー監督。今回「夢がかなった」という本作だが「ジャッキーは最初に来て、最後まで残っている。アイデアも次から次へと出てくる」とジャッキーの撮影に挑む姿勢に感銘を受けている様子だが「僕が親で、ジャッキーは遊園地に放り込まれた子供のような感じだった」と明かすと場内からは笑いが起きた。

また「ジャッキーと一番似ているのはシルベスター・スタローン。二人とも100%の情熱を注いでくれるし、アイデアも出てきて、時間もきっちしていてプロ意識が高い」と称賛。さらにジャッキーの言葉を引用し「『技術が卓越しているわけではなくて粘り強いから』だと言っていた。150回も繰り返してやっとできたカットが映画に登場するので、ジャッキーの粘り強さから学ぶことは多かった」と振り返った。さらに「唯一無二。チャールズ・チャップリンやバスター・キートンのようにコメディの要素や身のこなし方が独特で、観客を驚かせる演技をしてくれる」と最高の賛辞を贈った。

ここで本作を応援するゲストとして内田理央が登壇。本作について「アクションがすごかったし、クスッと笑うシーンもあり、最後にはウルッときた。バディものが大好きなので興奮して観ました」とコメント。さらに本作の大ヒットを祈願して、鏡割りにかけた“マトリョーシカ割り”が行われ、レニー監督と内田がマトリョーシカをパンチすると、中からモノマネ芸人のジャッキーちゃんが登場。早速ジャッキー・チェンのモノマネを披露するとレニー監督は「続編を作るときに起用すれば予算を削減できる。内田さんにも出てもらって、キャストもそろったので明日から撮影しちゃいましょう!」とノリノリの様子を見せた。

さらにMCから、“アクションが出来る女優”と紹介された内田も、ジャッキーちゃんとともにアクションの構えを見せるとレニー監督は「スタントウーマンも必要ないことが分かったので、さらに予算を削減できる」と内田の身のこなしを絶賛したた。最後にレニー監督は「舞台挨拶をやらせていただきましたが、(この映画は)それ以上に楽しんでいただけると思います」と本作をアピールし「今は中国をベースにしているので毎週のように日本にも来られる」と再来日を期待させ、イベントを締めた。

第89回アカデミー賞でアカデミー名誉賞を受賞したジャッキー・チェンが主演の本作は、ジャッキー映画史上最高のオープニング記録を樹立(4日間オープニング週末興収約6,000万ドル)。ジャッキー演じる香港警察の刑事とアメリカ人詐欺師の相性最悪なコンビが、なぜか一緒に追われる身となり、世界中を逃げまくるアクション大作。監督は『ダイハード2』『クリフハンガー』の巨匠レニー・ハーリン。ハリウッドの有名アクション監督とタッグを組むのは、ジャッキー史上初。さらにジョニー・ノックスヴィル、ファン・ビンビンなど豪華キャストが共演する。

レニー・ハーリン監督

内田理央

ジャッキーちゃん

内田理央、レニー・ハーリン監督

マトリョーシカから登場したジャッキーちゃん


映画『スキップ・トレース』は2017年9月1日(金)より全国で公開!
監督:レニー・ハーリン
出演:ジャッキー・チェン、ジョニー・ノックスヴィル、ファン・ビンビン
配給:KADOKAWA
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