流されて流されて、なんとなく生きてきた主人公の一目惚れしたイケメン先輩との最高の夏が、大嫌いなヤンキー先輩と空を飛ぶ最悪の夏に―。言いたい放題ツッコミ女子が、最高のドキドキを贈る、恋から始まる最高の夏。作家の中村航が⺟校・芝浦⼯業⼤学の⼈⼒⾶⾏サークル“Team Birdman Trial”をモデルに描いた⻘春部活⼩説「トリガール!」を『ヒロイン失格』の英勉監督が映画化。主人公・⿃⼭ゆきな役を土屋太鳳、メンタル最弱の坂場先輩役を間宮祥太朗、⼀⽬惚れした⾼橋圭先輩役を高杉真宙が演じるほか、池田エライザ、ナダル、⽮本悠⾺らが出演する。
今回、鳥人間コンテストでのフライトに挑むゆきな(土屋太鳳)と坂場先輩(間宮祥太朗)のフライト直前の場面写真が解禁された。ドヤ顔で堂々とプラットフォームに向かい、スポーツ選手が気合をいれるタイミングでよくやっているルーチンのようなジェスチャーを披露する気合十分な坂場とそれを見るゆきな。しかし、プラットフォームに立って受けたフライト直前のインタビューでは、先ほどの自信満々な姿とは一変してガッチガチに緊張し、不安げな表情を見せる坂場。 強面ヤンキー風の外見なのに、カナヅチの坂場は、去年の大会でフライトが始まった瞬間パニックになってしまい、TBTの記録は過去最短という悲惨なものだった。果たして、坂場は自分のトラウマを克服して、チームの為にみんなの期待を乗せて飛べるのか?そして、ゆきなは、そんな先輩との初フライトを無事成功させるのか?
不安げな表情の坂場とゆきなの後ろにある機体は実際のTBTのOBたちが参加して作った機体で、この2人が立つプラットフォームも実際の鳥人間コンテストで使用したプラットフォームを使っており、非常にリアリティのあるシーンになっている。実際、原作のモデルになった芝浦工業大学のTBTでは100人以上の部員が一年間そのすべてをかけて鳥人間コンテストに向けて準備をしている。そんな鳥人間コンテストで、去年は実際の彼らも過去最短記録を打ち出し、まさに映画『トリガール!』と同じような境遇だった。先日行われたイベントでは、チーム代表の池端が「だいぶショックで、チーム内も盛り上がらないし、みんな立ち直れるかわからなかった。それでも辞める人は意外と少なくて、みんな来年に向けてがんばろうって言ってくれました!」と熱い絆を熱弁。パイロットの重松は、「みんなあんなずっと応援し続けてくれていて、これに応えるには再び飛ぶしかないと思った」と復活の理由を述べた。
そんな彼らを間近で見ていた土屋太鳳は「番組では着水までしか見れないけど、その場にいるとたくさんのドラマがあって、みんなが号泣しながら落ちた機体を引き上げている姿が見えたりして、彼らの思いを乗せて飛ぶ、この役を務めることに、改めて身が引き締まる思いでした」と語っていた。100人分の思いと絆を乗せて飛ぶパイロットは<飛ばなければならない>という責任重大なポジション。坂場みたいにメンタル最弱じゃなくても頭が真っ白になりそうな状況だが、逆にそんな時でも普段と変わらないどころか、予告でもお馴染みの「先輩、ペラを回すんですよ」と先輩をフォローしちゃうゆきなはやっぱり大物?今年の鳥人間コンテストは、40回目という記念すべき大会。興奮必須の「鳥人間コンテスト2017」は本日23日(水)19:00より読売テレビ・日本テレビ系で全国放送され、土屋もゲストとして登場。
映画『トリガール!』は2017年9月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開!
監督:英勉
原作:中村航
出演:土屋太鳳、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、ナダル、矢本悠馬
配給:ショウゲート
©2017「トリガール!」製作委員会