犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー=通称ベイビーは、iPodで音楽にノって天才的なドライビングテクニックを発揮する。ある日、運命の女の子と出会い足を洗うことを決意するが、そのことを組織のボスに知られ、無謀な強盗に手を貸すことに―。主人公ベイビーには、甘い顔立ちで世界中の女性を虜にするアンセル・エルゴート、ヒロインには『シンデレラ』でみずみずしい演技を見せたリリー・ジェームズ。またベイビーとチームを組むメンバーに、ジェイミー・フォックス、ジョン・ハム、エイザ・ゴンザレス、チームをまとめるボスにケヴィン・スペイシーと豪華キャストが集結している。
今回、主人公ベイビーを演じたアンセル・エルゴートが、ドリフトを特訓する姿や、スタント・コーディネーターへのインタビューなどを映し出した特別メイキング映像が解禁された。“若き天才ドライバー”という主人公に説得力を持たせるために、出演者やスタッフが一丸となって取り組んだことが伝わる映像となっている。私生活では『きっと、星のせいじゃない。』の撮影のまで免許を持っていなかったというアンセル。今回の若き天才ドライバーという役作りのために、スタント・コーディネーターのジェレミー・フライと共に、一回5時間のセッションを10回行い、映画の中で行われている主なスタントのやり方をすべて教わることで、運転が飛躍的に上達。
今回解禁された映像では、アンセルが映画にも登場する真っ赤なダッジ・チャレンジャーSRTに乗り、ドリフトを特訓する姿が映し出される。クールな表情でハンドルを切る姿には思わずドキッとしてしまうだろう。アンセルは「友達が羨ましがる。“俺もカースタントを習いたい”って」と特訓に大満足している様子を見せ、アンセルだけでなく、バディ役を演じたジョン・ハムが見事なバックスピンターンを練習する姿もある。映画の撮影時に実際にアンセルが運転する許可がおりたカーアクションは二つだけだったというが、スタント・コーディネーターのジェレミーが「車の動きを理解すればより説得力ある役作りができる」と語るように、映画内のアンセルはスタントと完璧に連動した正しい動きで、天才ドライバーという役に説得力を持たせている。
また、メイキング内でエドガー・ライト監督が「全部トリックなしの実演さ」と語るように『ベイビー・ドライバー』に登場するカーアクションは、ワイヤーやグリーンバックなどの合成は使わず、すべてが実演。アンセルの正確なドライビングテクニックと、スタントによる派手なカーアクションにますます期待が膨らむ映像となっている。
映画『ベイビー・ドライバー』は2017年8月19日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:エドガー・ライト
出演:アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、エイザ・ゴンザレス、ジョン・ハム、ジェイミー・フォックス
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント