向田邦子原作×カイ（EXO）日本のドラマ初主演の「連続ドラマW 春が来た」でカイが日本の夏祭りを初体験する様子を捉えた場面写真とメイキング写真画解禁された。

日本を含むアジアで絶大な人気を誇るアジアトップグループ「EXO」。本作で日本のドラマに初主演となるカイ（EXO）が演じるのは、家族の前に現われる温かな心を持った韓国人のカメラマン、イ・ジウォン役。ジウォンと交流を深めていくヒロイン・岸川直子役を倉科カナ、父・周次役を佐野史郎、母・須江役を高畑淳子が演じ、さらに生意気な女子高生の妹役には古畑星夏が抜擢された。脚本家・向田邦子の傑作短編を原作に河合勇人監督がメガホンを取り、“家族の再生”という普遍的なテーマを描いた短編を現代リメイクし、オリジナルストーリーを加筆・再構成し、大胆に現代のヒューマンドラマとしてよみがえらせた。

今回は「夏の七夕まつり」のメイキング写真と場面写真が解禁された。カイが演じるカメラマンのジウォンと、ヒロインの直子（倉科カナ）とその家族が一緒にお祭りを楽しむという場面。この場面では大勢のエキストラが参加して大規模な撮影が行われた。スタッフがセットを装飾するあいだ、女優たちは浴衣に着替え。倉科を始め、直子の母親役の高畑淳子、妹役の古畑星夏らが浴衣姿で現場に現れると、それだけで華やいだ雰囲気となった。カイも女優陣の浴衣姿を見て「綺麗です！」と絶賛。実はこの撮影は4月上旬の夜に行われたため、浴衣でいるにはかなり寒く、スタッフはコートを着ていたくらいだったが、お祭りという設定もあり、撮影時にはキャストとスタッフ全員に笑顔が溢れていた。

カイは、この日のセットを見ると、「すごい！」とテンションが上がっていたが、なぜか“大阪 たこ焼き なんでやねん！”というフレーズを繰り返しながら、日本語で「美味しそう。一つください」とイカ焼き屋台の店員役の人に話しかけたり、スーパーボールすくいをしてみたりと、撮影の合間も日本のお祭りの疑似体験を楽しんでいた様子だ。またカメラマンという役柄のため、持っていたカメラで実際に出演者やスタッフを撮影し始め、その腕前をスチールカメラマンにも褒められると「僕はジウォン（カメラマン）だから（笑）」と冗談も言いつつ、自らの手で思い出を収めていた。

撮影終了後、この日の感想を聞かれると「韓国には花火とかはあるけど、こういう町のお祭りみたいなものはないから、初めての経験で楽しかったです。」と笑顔で答え「韓国にもこういうお祭りがあってほしい、本当に良いです。女性ときたら惚れちゃいそう」と祭りシーンを満喫した様子。また、七夕の短冊に願いをこめたカイ。そこには“みんなに春が来ますように”と書かれていた。本編では、家族の幸福な時間の象徴として描かれた夏祭りシーン。家族の心がひとつになる美しく、華やいだ楽しいシーンに期待だ。