広瀬アリス主演映画『巫女ちゃけん。』が2018年1月20日(土)より福岡にて先行公開、2月3日(土)より全国で公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルが解禁された。

たった一度しかない人生なのに「なにをやりたいのか?」「どう生きていきたいのか?」が、見えない・わからない。本作の主役である巫女・しわすは、常識も礼儀もない、態度も口も悪い、とにかくやる気がない。そんな彼女の前に、突然口の利けない5歳の悪ガキ・健太が現れる―。主人公しわすを演じるのは広瀬アリス。神社の宮司であり、しわすの父親をリリー・フランキ―、母親を飯島直子、健太の母親をMEGUMIが演じる。また、健太役は公開オーディションで選ばれた山口太幹が、セリフのない難しい役を演じ切った。

監督を務めるのは「偶然にも最悪な少年」「プルコギ」「ハードロマンチッカー」のグ スーヨン。JALのCMをきっかけに“光の道”で一躍有名になった福岡県福津市の宮地嶽神社で、連日35℃を超える猛暑の中で撮影は行われた。主題歌は、YouTube再生回数3億回超えの世界的ヒット「Mr. Saxobeat」で知られるルーマニア出身の歌姫アレクサンドラ・スタンが、スクリーンの中を疾走する巫女しわすの躍動感を歌い上げる。また、本作は9月15日(金)より開催されるアジアフォーカス・福岡国際映画祭 2017のクロージング作品に決定しており、さらに10月25日(水)より開催される第30回東京国際映画祭の特別招待作品として出品が決定している。

広瀬アリス コメント

アジアフォーカス・福岡国際映画祭 2017、東京国際映画祭で皆様にお披露目出来ると聞いて、とても嬉しく思います。 日本の文化、神社の巫女というのは知っているようで、実はあまり知らない世界だと思います。所作や舞いをクランクインの1週間前から撮影現場の福岡に入り毎日練習しました。巫女の装束も自分1人で着れるようになり、髪も皆で並んで前の人の髪を結んだりする事も習い、濃厚な時間を過ごさせて頂きました。ただ本編での私(しわす)は、今まで習った事は一切しないで下さいと言われました(笑)良い意味で巫女の世界観、空気感をぶっ壊していると思います(笑)自分自身、あまり映画祭の経験が無いので、今からドキドキしていますがとても楽しみにしています。

しわすは、現在就活中。父が宮司をしている神社で巫女のバイトをしている。「就職が決まったら巫女なんかすぐにやめてやる」と父に言いながらも、しわすはやりたいことや夢があるわけではない。しかも、子どもの頃に母親が家を出て行った事がトラウマで、何かしら反発してしまう。そんな時、神社でボヤ騒ぎが起こったり、賽銭や食べ物が盗まれたりする事件が発生。夜中の境内見回り中、しわすは社殿に隠れて居た5歳の少年、健太を捕まえる。一切口を聞かない健太。しばらくの間、神社で面倒を見ることになり、しわすはイヤイヤ健太の世話係になる。そんなある日、母親の美和が健太を迎えに来て、しわすは世話係から解放される。 数日後、健太が再び境内に隠れて居るのが発見される。顔には殴られたアザが・・・。 児童相談所の相談員を交えた話し合いの席で、「誰に殴られたの?」と問われた健太はしわすを指さす。唖然とするしわす。警察も動き出す事態になり、疑惑の目で見られるしわすが最後に取った行動とは・・・。

映画『巫女っちゃけん。』は2018年1月20日(土)より福岡にて先行公開、2月3日(土)より新宿武蔵野館、渋谷TOEIほか全国で公開!
監督:グ スーヨン 
出演:広瀬アリス、山口太幹、MEGUMI、飯島直子、リリー・フランキー
配給:スリーパーエージェント
© 2017 『巫女っちゃけん。』製作委員会