9年ぶりの最新作『オン・ザ・ミルキー・ロード』と「ウンザ！ウンザ！クストリッツァ！2017！」公開を記念して“2分でわかるエミール・クストリッツァ”特別映像が解禁された。

本作は、戦争が終わらない国を舞台にしたミルク運びの男と美しい花嫁の壮大な愛の逃避行。戦争の悲しさ・おろかさを描きながらも、情熱的な恋、狂騒のダンス、温かいユーモアが繰り広げられる、世界三大映画祭を制したエミール・クストリッツァ監督のエッセンスが詰め込まれた到達点ともいえる作品。ヒロインには全世界で大ヒットを記録した『007 スペクター』（2015）でボンドガールに抜擢された“イタリアの宝石”モニカ・ベルッチを迎えた。監督の実子ストリボール・クストリッツアが手がける強烈なバルカン・ミュージックが全編を彩る点も注目だ。

今回、9年ぶりの最新作『オン・ザ・ミルキー・ロード』と「ウンザ！ウンザ！クストリッツァ!2017!」の公開を記念して、“2分でわかるエミール・クストリッツァ”が特別映像が解禁された。本映像では、『オン・ザ・ミルキー・ロード』『アンダーグラウンド』の本編映像や、先日『オン・ザ・ミルキー・ロード』公開記念としてZepp TOKYOで開催されたエミール・クストリッツァ＆ザ・ノー・スモーキング・オーケストラのライブ映像とともにクストリッツァ監督の魅力を紹介している。

映像の前半は、エミール・クストリッツァ監督の輝かく且つオドロキの経歴を紹介。エミール・クストリッツア監督は、『パパは、出張中！』（1985）、『アンダーグラウンド』（1995）でカンヌ国際映画祭の最高賞・パルムドールを2回、『ジプシーのとき』（1989）ではカンヌ国際映画祭・監督賞を受賞、『アリゾナ・ドリーム』（1993）でベルリン国際映画祭・銀熊賞、さらに『黒猫・白猫』（1998）ではヴェネチア国際映画祭・監督賞を受賞と、世界三大映画祭を制した世界の巨匠。バンド“エミール・クストリッツァ＆ザ・ノー・スモーキング・オーケストラ”を率いて世界中でツアーを行い爆発的な人気を誇っており、9月2日に開催された9年ぶりの来日ライブも大盛況となった。

映像の後半ではクストリッツァ監督作品の見どころを紹介。“現実と虚構が入り混じる不思議な世界観”、“クレイジーで魅力的なキャラクター”、“卓越した演技をみせる動物たち”と、エミール・クストリッツァ監督の作品でしか体験できない魅力を紹介している。クストリッツァ監督作品のファンも、これからクストリッツァ監督作品を鑑賞する方も、この映像を見れば9年ぶりの最新作となる『オン・ザ・ミルキー・ロード』と、本邦初上映となる『アンダーグラウンド 完全版』を含む特別上映「ウンザ！ウンザ！クストリッツァ!2017!」がより楽しめる映像になっている。