イタリア・アカデミー賞5部門ノミネートの大作ノワールアクション『SUBURRA(原題)』が『暗黒街』の邦題で、特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2017」にて上映されることが決定した。

本作はイタリア映画界最高の栄誉であるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で5部門にノミネートされ、大作ノワール・アクション映画として本国で高い評価を獲得した。2011年11月当時首相だったシルヴィオ・ベルルスコーニが、未成年者売春を始めとする数々のスキャンダルに追われる形で辞職した政治的・国家的な混乱を背景に描きこまれた骨太なストーリーとスケール感、容赦ない暴力と過激な性描写、そして多彩なキャストによるエモーショナルな演技と多様なキャラクター性など、国境を超えて多くの観客を熱狂させた。さらにNetflixで全世界配信向けドラマシリーズとしてリメイクが決定している。

特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2017」

上映作品:『暗黒街』『殺意の誓約』『キラー・セッション』『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』
開催日程:ヒューマントラストシネマ渋谷(東京)/10月14日(土)~11月3日(金)、シネ・リーブル梅田(大阪)/11月4日(土)~11月17日(金)
※「ワールド・エクストリーム・シネマ2017」4作品の鑑賞でオリジナルチラシをプレゼントするワールド・エクストリーム・チラシキャンペーンも実施決定。詳細は 公式サイトにて

カジノ計画を含む、再開発法案の成立を目論む与党の大物議員フィリッポ・マルグラーディ、通称ピッポ。その背後には裏社会を仕切る“サムライ”と呼ばれる伝説のマフィアを始め、利権にありつこうとする連中の影がうごめいていた。そんな、ある夜、ピッポが関わった「ある事件」をきっかけに、利権争いは凶悪な悪党同士の血で血を洗う殺し合いへと発展。その争いはやがてピッポら政治家、いくつもの犯罪組織、売春婦たち、更には教会をも巻き込んで激化していくのだが―。

映画『暗黒街』は2017年10月14日(土)より開催の特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2017」にて上映!
監督:ステファノ・ソッリマ
出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、エリオ・ジェルマーノ、ジャン=ユーグ・アングラード、グレタ・スカーアーノ
配給:クロックワークス
© 2015 Cattleya S.r.l. - La Chauve Souris