本作は、現代を生きるすべての人に問いかける、驚愕のSNSサスペンス・エンターテイメント。憧れのSNS企業<サークル>に採用され、新しい環境に期待を膨らませる主人公メイ役をエマ・ワトソン、先進的な考えを持って全社員から愛される<サークル>のカリスマ的リーダーをトム・ハンクスが演じる。さらにジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、ビル・パクストンが共演する。そして、この豪華キャストをまとめあげるのはジェームズ・ポンソルト監督。音楽はダニー・エルフマンが担当する。
今回、本作にカメオ出演しているBECKの劇中写真が解禁された。3年半ぶりとなる待望のニュー・アルバム『カラーズ』が10月11日(水)に日本先行発売されるBECKは、10月に緊急来日が決定しており、2009年のジャパンツアー以来の単独公演が行われる。本作では本人役で出演しており、エマ・ワトソン演じるメイとカレン・ギラン演じるアニーが務める超巨大SNS企業<サークル>の社内パーティのゲストとして登場する。BECKの起用経緯についてプロデューサーのエヴァン・ヘインズは「BECKに出演依頼した時にあまりにも簡単にYESの回答が返ってきたので驚いているのを覚えているよ。聞いてみたら彼はエガーズとポンソルトのファンで映画の時事性についてとても興味を持っていると。返事からほんの数日でBECKはセットのステージ上でパフォーマンスを披露してくれたんだ」と、BECKが二つ返事でオファーを受けたことを明かしている。BECKが「Dreams」を歌い上げる広いライブ会場は一企業の社内とは思えないほどの迫力で、「Dreams」に乗って踊るエマ・ワトソン演じるメイにも大注目だ。
また、BECKだけではなく、アカデミー賞に4度ノミネートされ、映画音楽界の巨匠と称えられるダニー・エルフマンが本作の音楽を担当していることにも注目が集まる。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』などのティム・バートン作品や、『世界にひとつのプレイブック』、『アメリカン・ハッスル』など数々の名作の音楽を担当しているダニー・エルフマンだが、いつもの彼の音楽とはひと味違う仕上がりになっている。ポンソルト監督は、エルフマンとの曲作りについて「ダニーと私は有機的な音と無機的なシンセサイザーの音を、聞き分けができないように混ぜたスコアを作ろうと話していた。たとえば、人間の声や弦の音を多用しているのだけれど、多くの場合は、その音が人間の声だと分からないように調整している。そうすることで、表面的には不変で刺激もないけれど、その奥に何かが潜んでいるような音風景が生まれる。現代の消費者社会に対する、我々の印象を表現したかったんだ」と製作過程を振り返っている。
映画『ザ・サークル』は2017年11月10日(金)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国で公開!
監督&脚本:ジェームズ・ポンソルト
原作:デイヴ・エガーズ「ザ・サークル」(早川書房)
出演:エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、ビル・パクストン
配給:ギャガ
© 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.