『恋と嘘』公開直前イベントが10月10日（火）に東京・アニヴェルセル表参道で行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太が登壇した。

今回のイベントでは、結婚式場として人気の高いアニヴェルセル表参道にて、自由恋愛が許されない世界に生きるヒロイン・仁坂葵を演じた森川葵がウエディングドレス姿で、葵に密かな恋心を抱く幼なじみ・司馬優翔役の北村匠海、司馬のライバルとなる葵の政府通知相手・高千穂蒼佑役の佐藤寛太がタキシード姿で登場。2人の男性に挟まれる中、森川の運命の相手は？

会場に集まったファンからの大歓声の中で、ウェディングドレスに身を包まれた森川葵、タキシード姿の北村匠海と佐藤寛太がバージンロードを歩いて登場。実際の式場で行われた今回のイベントはまさに結婚式そのもの。映画の撮影以外でウェディングドレスを「イベントで着るのは初めて」という森川に、北村は「幸せそうな顔してる」と突っ込みを入れつつも笑顔で並ぶ3人。佐藤も「衣装合わせの時からテンションが上がってた」と明かした。

″政府通知”というシステムについて「決められてしまうってどうなの？と思っていたんですけど、（自身が演じる）二坂葵としては楽しみにしていなければいけなかった」と自身と役との考え方の違いから苦悩があったことを明かす森川。しかし、北村は「平等な幸せを政府が与えてくれる気がして素敵だと思いました」とこのシステムに同意している様子を見せた。

続けて、″結婚相手として譲れないものは？”という質問に、森川は「結婚したことがないから分からない」と前置きしつつ「おいしいものを食べている時が幸せ。おいしいと感じるものを分かち合える人」と答え、さらにハマっているものは「グミ」と即答。これに「ちょっと理解できない」と困惑した表情を浮かべた北村に対して、佐藤は「グミ大好き」とアピール。さらに「自分のことを愛してくれる人がいい」という条件を加えた森川。次に「一緒に映画を見て、終わった後に論議ができる人」という北村に、森川は「私映画の感想を話し合えないんですよ」と早くも亀裂が走る2人。ここで「おれできるよ」という佐藤。

さらにイベントでは、北村と佐藤が、それぞれ考えたシチュエーションで森川にプロポーズすることに。北村の「俺のすべてをかけてお前を幸せにする」という言葉に「ズキューンでした」と満面の笑みを浮かべる森川。続く佐藤は「映画楽しかったね。・・・一生大事にするので結婚してください」と急展開のプロポーズを見せ、「パニくっちゃった」と後悔している様子を見せる佐藤。2人のプロポーズを受けた森川は「選べません」と答え、「（佐藤は）一緒にいて楽しいけど、決めてくれない男らしさがないと。（北村は）普段は喧嘩しがちだけど、決めてきてくれる。いいところが2人ともにある」と冷静にジャッジ。プロポーズの言葉自体は評価が高かった北村は「グミが大きいかー」と笑いを誘いつつ、悔しさをにじませた。

お姫様になることに憧れる女の子が、2人のイケメン男子に挟まれる涙あり＆胸キュンありの純粋かつ禁断の青春ラブストーリー。舞台は「超・少子化対策法」が施行された未来の日本。遺伝子情報により最良の結婚相手が決められ、自由な恋愛が許されない世界で迫られた究極の選択とは―。主人公・仁坂葵役は若手実力派女優・森川葵。イケメンで優しい幼なじみ司馬優翔役にDISH//でメインボーカル、ギターを務める北村匠海。謎めいた無口なオラオラ系イケメン・高千穂蒼佑役に劇団EXILEのメンバー、佐藤寛太。