アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”の活躍を描いた本作。累計発行部数160万部を超える、札幌在住のミステリー作家・東直己の「ススキノ探偵」シリーズを原作として、2011年に『探偵はBARにいる』で初の映画化され、4年ぶりの最新作。主人公の探偵役に大泉洋、その相棒・高田役に松田龍平を揃え、抜群の相性で、ハードな世界観を絶妙なハーフボイルドに落とし込み、唯一無二の存在感を発揮。俳優としてさらなる飛躍を遂げた2人が、ついにススキノに帰ってくる。
今回、本作のメイキング映像が解禁された。映像は「探偵はBARにいる3 撮影現場を調査する」と題し、新日本プロレス・天山広吉をコメントとメイキングシーンで紹介している。天山は映画への出演に対し「試合の時よりも緊張しますね。出られること自体が光栄で、気合満々で臨んでいるわけなんですけれども、頑張りたいと思います」と親しみやすい笑顔をカメラに向けるも、すぐさまファイティングポーズに―。
そして場面は、天山の親分北城グループの社長・北城(リリー・フランキー)との共演シーンへ移る。リリーが蟹を手に「まあまあ硬いですよ、これ」というと「ちょっとトゲが・・・」と答えるも、監督の「スタート!」の声で本番へ。北城はもっぱら笑顔を浮かべ、天山の口に蟹をねじ込む衝撃のシーンが。カメラが止まると「今の痛くなかったですか。歯茎感感じたんですけど」と気遣いをみせるリリーに「もっと強くやってもらっても、口の中がぐちゃぐちゃになってもいいなって思ったんですけど、覚悟してましたんで、気持ちよかったです。あっはっは!」と満面の笑顔をみせた。
続けて本作の見どころの一つでもある格闘の場面。天山が探偵(大泉洋)に椅子で殴られるというシーンで「天山さん、脳震とう起こしましょうか」との監督のリクエストに、すかさず大泉が「全然活躍してないですけど、新日本プロレス怒りませんか?」とツッコミをいれ、シリアスな場面を撮影していた現場に大笑いが起きる。天山を気遣い「うちの天山の活躍、なんにもないやないか」と最強のプロレスラーをねぎらった。最後に大泉は「みんな会いたがっている」天山と記念撮影をし、写真を見て体の大きさの違いに「子供だな、おれ!」と喜ぶ大泉の拍手でオールアップした、映画撮影現場でもみんなに愛される天山だった。
映画『探偵はBARにいる3』は2017年12月1日(金)より公開!
監督:吉田照幸
出演:大泉洋、松田龍平、北川景子、前田敦子、鈴木砂羽、リリー・フランキー、田口トモロヲ、志尊淳、マギー、安藤玉恵、正名僕蔵、篠井英介、松重豊、野間口徹、坂田聡、土平ドンペイ、斎藤歩、前原滉、天山広吉、片桐竜次
©2017「探偵はBARにいる3」製作委員会