古き日本を描いたストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』のシャーリーズ・セロンが声を演じるサルによるアクションシーンの本編映像が解禁された。

数々の傑作を送り出してきたストップモーション技術最高峰スタジオ・ライカが、今回挑んだのは“古き日本”。情感あふれる日本の風景や風習を、息を飲む美しさで描いた本作は、本年度アカデミー賞や全世界の映画賞を総なめし話題を呼んだ。監督には、黒澤明や宮崎駿を敬愛するトラヴィス・ナイト。シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラら超豪華俳優陣がボイスキャストを務める。ライカの最先端クリエーターたちが、壮大なセットの中で人形や美術を1コマ1コマ動かし、1秒間の映像のために24枚の写真を撮影しながら作り上げた努力と愛情の結晶に、名だたるキャストたちが命を吹き込む。大人にこそ観てほしい、圧巻のストップモーション絵巻がついに上陸する。

今回、シャーリーズ・セロンが演じる“サル”によるアクションシーンの本編映像が解禁された。シャーリーズ・セロンといえば『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役や公開されたばかりの『アトミック・ブロンド』で最強の女スパイ、ロレーン役を演じるなど、かっこいい女性の代名詞と言っても過言ではない女優。そんなシャーリーズ・セロンが本作で演じるのはなんとサル役の声優。主人公のクボとともに旅をし、戦い、彼を見守る優しさを持ったサル役について「サルは辛口で、どう猛で、面白くて、皮肉っぽいわ。そしてとても正直。残忍なほどに正直よ。賢くて、悪びれたところがないの。でも心の奥底は、とても硬い殻に覆われた、柔らかい部分がある」とキャラクターの魅力について語りつつ「彼女は最高の人よ。卓越した武道家で、サバイバルにかけては抜群に腕が立つわ。彼女は…言ってみれば戦士ね」ともコメント。

“戦士”というシャーリーズの言葉通り、彼女は声だけの演技で驚きのアクションシーンを演じている。作品を通して激しいアクションシーンを撮影するにあたり、戦闘専門の振付師アーロン・トニーをはじめ、スタントマンたちの助けも借りることになったという本作。トニーは、マーベル原作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などを手掛けており、剣さばきや複雑な弓矢の仕掛け、接近戦などについて指導したという。また『アトミック・ブロンド』では3か月以上にも及ぶトレーニングを経て、史上最高とまで謳われるアクションシーンをこなした彼女だが、本作では、“声のみ”でこれまでのどの作品にも負けずとも劣らない大迫力のアクションシーンを見事に演じきっている。その完成度はまさに驚嘆の一言。美しい肉体だけでなく、声でも魅せてくれるシャーリーズ・セロンのかつてないアクションシーンは必見だ。

シャーリーズ・セロン

映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は2017年11月18日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:トラヴィス・ナイト
声の出演:アート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、ルーニー・マーラ、レイフ・ファインズ
配給:ギャガ
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