『恋と嘘』の公開記念舞台挨拶が10月24日（火）にTOHOシネマズ渋谷で行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太が登壇した。

10月14日（土）に公開初日を迎えた本作。既にキャスト自身にも感想の声が届いているようで、森川は「お母さんから『観に行ったよ』って連絡がきた。『（主人公と自分の）名前が一緒だからどうしても感情移入しちゃって泣いちゃった』って連絡をもらいました。弟も見に行ってくれた」と笑顔で語った。また、森川は「マッケン（新田真剣佑）が見に行ってくれたらしい」と明かすと、北村も「『匠海観たよー、寛太いいねー』って（言ってた）」と続けた。さらに佐藤が「3人で焼き肉を食べた」と明かすと、北村は「たまたま連絡がきたから、会っちゃえばいいじゃんってなった」と明かすと、場内からは大きな歓声が沸き起こった。

また、本作にも出演している北村が所属するDISH//の矢部昌暉から「『観たよ』って言われて、“そりゃ観るだろ”って（笑）」とツッコミを入れ、また「『おもしろかった』って言われて“おまえ出てるわっ！”と」と明かし、場内は大爆笑に。さらに「『ただのラブストーリーじゃないよね』って言ってて、“お前出てるわっ！”」と何度もツッコミを入れた。森川も「台本持ってるのに」と笑ってツッコミを入れた。

さらにイベントでは、観終ったばかりの観客がTwitterに“よかったシーン”について投稿し、その感想についてキャストがトークを行うコーナーに。キュンキュンしたシーンというテーマでは告白のシーンなどが挙げられたが「葵ちゃんの服がマリオ」という投稿に、森川は思わず「ハロウィン意識ですから！」と笑って返した。また、泣けたシーンについては、北村は「泣いたっていう声が多かったのは意外だった」と明かした。

最後に佐藤は「エンドロールの最後まで観ていただくことで一つに作品になっている。観た人の心にそっと話しかける作品です」、北村は「この3人で『恋と嘘』を作れてよかった。幸せって何だろうと考えてほしい作品」と本作をアピール。森川は「（北村と佐藤の）2人と一緒に『恋と嘘』を作れてよかった。思っていた以上にたくさんの方から反響をいただいて幸せです。感動したっていう声が増えたら嬉しいです」とメッセージを送った。

お姫様になることに憧れる女の子が、2人のイケメン男子に挟まれる涙あり＆胸キュンありの純粋かつ禁断の青春ラブストーリー。舞台は「超・少子化対策法」が施行された未来の日本。遺伝子情報により最良の結婚相手が決められ、自由な恋愛が許されない世界で迫られた究極の選択とは―。主人公・仁坂葵役は若手実力派女優・森川葵。イケメンで優しい幼なじみ司馬優翔役にDISH//でメインボーカル、ギターを務める北村匠海。謎めいた無口なオラオラ系イケメン・高千穂蒼佑役に劇団EXILEのメンバー、佐藤寛太。

【取材・写真・文／編集部】