9年間で9度死にかけた不思議な少年ルイは一体何者なのか?謎多き少年の真実に迫る、衝撃に心理サスペンスである本作。イギリス人作家リズ・ジェンセンの世界的ベストセラー小説を鬼才アレクサンドル・アジャ監督が映画化。わずか9年間で9度も死にかける大事故に見舞われ、昏睡状態となった少年ルイは、なぜこれほどまでに不運な星の下に生まれたのか?眠り続ける彼の周囲で、奇妙な事件が相次ぐのはなぜなのか?謎が明らかになるにつれ、神秘のベールが一枚また一枚と剥がされていき、謎めいた少年の心の闇にひとすじの光が差し込むクライマックスで待っている、想像を絶する“驚愕の真実”とは―。主人公ルイ・ドラックス役を演じるのは天才子役エイダン・ロングワース、謎多きルイを目覚めさせようと奮闘する医師パスカルをジェイミー・ドーナンが演じる。
今回解禁された本作のストーリーを元にマンガを描いたのは、雑誌「POPEYE」(マガジンハウス)、「おやすみ日本」(NHK)など、TVや雑誌、ウェブなど様々な媒体で活躍し、マンガ「I My モコちゃん」を玄光社より出版する人気イラストレーターの死後くん。「ペンネームが縁起悪い」との理由で仕事が決まらないことが多々あるなど、その名前のイメージからして本作の「不運な星の下」に生まれたルイを描けるのは死後くんしかいない!という経緯で<マンガであらすじ「ルイの9番目の人生」>が誕生した。マンガでは、ルイの数奇な人生に起きた出来事や関わる人たちを、ルイ本人の目線で解説。本作のオープニングに出てくる幻想的なクラゲのバックや、崖から転落するルイが「さすがにこれは助からないかも・・・」と劇中にはないつぶやきなど、死後くんオリジナルの表現が随所にちりばめられ、最後には、黒い謎の物体も登場する。本作を観る前も、そして観た後も楽しめるマンガは、冬頃より劇場にて配布されるチラシにて公開予定となっている。
愛らしくて賢い少年ルイ・ドラックスの人生は、まるで何かに呪われたようだった。ひどい難産の末にこの世に生を受けたルイは、それから毎年必ず危険な事故に遭い、幾度となく生死の境をさまよってきたのだ。そして9歳の誕生日に海辺の崖から転落した彼は、奇跡的に命を取り留めたものの意識不明の重体に陥ってしまう。担当医のパスカルは昏睡状態のルイを救うためにあらゆる手を尽くすが、父親ピーターは行方不明となり、母親ナタリーのもとには差出人不明の警告文が届く。さらにパスカルも恐ろしい悪夢にうなされ、ルイの身近な人々や関係者に次々と不可解な出来事が降りかかる。とても偶然とは思えないそれらの現象は、悪意を持つ何者かの仕業なのか。事故や事件に巻き込まれ続ける少年ルイとは一体何者なのか?すべての鍵を握るルイが病院のベッドで眠り続けるなか、この謎に満ちた少年の秘密を解き明かそうと苦闘するパスカルは、予想だにしなかった衝撃的な真実に迫っていくのだった―。
映画『ルイの9番目の人生』は2018年1月20日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開!
監督:アレクサンドル・アジャ
出演:ジェイミー・ドーナン、サラ・ガドン、エイダン・ロングワース、アーロン・ポール
配給:松竹
©2015 Drax (Canada) Productions Inc./ Drax Films UK Limited.