今回解禁された場面写真

松坂桃李主演『不能犯』の宇相吹の“ニヤリ”笑いを完全再現した松坂桃李の場面写真画解禁された。

不能犯とは―〈呪い〉や〈洗脳〉で殺すなど、目的は犯罪だが、常識的に考えて実証が不可能な行為。そのため、たとえ相手が死んでも罪には問われない。主人公・宇相吹正は、赤く光る妖しい瞳から放つ不気味な能力で人の心を操る男。宇相吹がコントロールできない唯一の存在である正義を貫く女刑事・多田友子。ターゲットを確実に死に至らせる宇相吹にさじを投げる警察―、そこに心を操られない女刑事・多田が立ち上がった。主人公・宇相吹を松坂桃李、女刑事・多田を沢尻エリカが演じるほか、新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾、水上剣星、水上京香、今野浩喜、堀田茜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍ら豪華キャストが出演。

とある電話ボックスに殺人の依頼を残しておくと、“願い”を叶えてくれるという、SNSで都市伝説化されている殺し屋は、年齢も経歴も不詳、常にスタイリッシュなスーツをまとい、赤く光る目で見つめるだけで、人の心を操ることができる宇相吹正。宇相吹といえば「ニヤリ」という不気味な笑みがトレードマークのひとつだが、今回、そんな「ニヤリ」顔を松坂が完全再現した
場面写真が初解禁された。近年ではドラマ「ゆとりですがなにか」や映画『ピース オブ ケイク』、『キセキ―あの日のソビトー』 、そして放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」など、等身大で心優しい青年を演じることが多かった松坂が一転して本作で挑むのは、見つめるだけで人を死に導くことができる危険で魅惑的なダークヒーロー。

松坂の起用理由について、中畠義之プロデューサーは「原作の宇相吹のビジュアルを見た時、松坂桃李さんしか思いつかなかった」と断言するほど見事なハマり役。原作者の宮月新は「松坂桃李さんかっこいいなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」、作画の神崎裕也もツイッターで「松坂さんの宇相吹が邪悪でとても麗しい」とツイートするなど非常に高い評価を得ている。

髪型・衣裳、映画オリジナルとなる指のタトゥーまで徹底的にこだわって作り込まれており、役に合わせて髪も伸ばした松坂は、特に宇相吹のトレードマークである「ニヤリ」という不気味な笑い方にも徹底的に取り組んでいる。「人生でここまで口角をあげたことはないです(笑)」とコメントするほど、外見・内面共に役作りに余念なく取り組み、カメラが回る瞬間に宇相吹のスイッチが入る松坂の怪演は、日々迫力を増していった。

さらに、白石晃士監督は、本作を映画化するにあたり、あえて原作の宇相吹がもつ人間味を排除したそうで「松坂さんが持っている本来の人の良さが出ると、宇相吹が優しくなりすぎてしまうのでは?とユーモラスなシーンはなくしていきました。実際の松坂さんは本当に好青年で、とても感じのいい俳優さん。宇相吹の持つ邪悪な雰囲気は全くないので(笑)かっこよくてセクシーでそして怖いキャラクターにしてほしいと話しました」と明かしている。まさに自分とは正反対のキャラクターにどのように挑んだのか、松坂の新境地に注目だ。

今回解禁された場面写真

映画『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国で公開!
監督:白石晃士
原作:原作/宮月新、画/神崎裕也「不能犯」(集英社「グランドジャンプ」連載)
出演:松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾 水上剣星、水上京香、今野浩喜、堀田茜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍
配給:ショウゲート
(C)宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会