本作は、現代を生きるすべての人に問いかける、驚愕のSNSサスペンス・エンターテイメント。憧れのSNS企業<サークル>に採用され、新しい環境に期待を膨らませる主人公メイ役をエマ・ワトソン、先進的な考えを持って全社員から愛される<サークル>のカリスマ的リーダーをトム・ハンクスが演じる。さらにジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、ビル・パクストンが共演する。そして、この豪華キャストをまとめあげるのはジェームズ・ポンソルト監督。音楽はダニー・エルフマンが担当する。
今回、アメリカ・サンフランシスコのTwitter本社で行われた対談映像が解禁された。登場するのは、本作に出演しているエマ・ワトソン、トム・ハンクス、パットン・オズワルドとジェームズ・ポンソルト監督、そしてTwitter社のCEOジャック・ドーシー。映像は、『ザ・サークル』の撮影秘話や、“監視社会”について、トランプ大統領の選挙の話まで話は広がっており、映画を観る前の予習にぴったりの内容だ。トム・ハンクスが自身のTwitterで、街中の落し物を見つけては発信していることについてや、エマ・ワトソンの『美女と野獣』でのプロモーション時の“常に見られている”と感じた時の話など、SNSを普段より使っている、“有名人”であるキャストが自身のSNS体験について話している姿は貴重だ。
さらに、その彼らがSNSで手にする名声は有名人の特権ではなくなっていることや、トランプ大統領のことについてほのめかしている部分は、普段から国連大使として“HeForShe”キャンペーンに積極的に関わっているエマや、民主党支持者として声をあげているトム・ハンクスならではの意見も聞くことができる。映画人の対談だけあり、映画の話がたくさん出現するのは本映像の見どころの一つであり、中でも『ユー・ガット・メール』にも主演したトム・ハンクスが、当時のテクノロジーとプライバシーと、『ザ・サークル』の世界でのテクノロジーとプライバシーについて比較して語っている部分は必見だ。映画におけるテクノロジーやSNSの描き方にも大きな変化があったことを改めて感じることになるだろう。
映画『ザ・サークル』は2017年11月10日(金)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国で公開!
監督&脚本:ジェームズ・ポンソルト
原作:デイヴ・エガーズ「ザ・サークル」(早川書房)
出演:エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、ビル・パクストン
配給:ギャガ
© 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.