鬼才・入江悠監督がオリジナル脚本でメガホンをとった予測不可能な狂気がぶつかり合うバイオレンス・ノワールである本作。大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太という豪華トリプル主演で、名実ともに日本映画界を代表する俳優たちが入江監督の元に集結した。タイトルの「ビジランテ」は「自警団」という意味。警察や法律がない世界、警察や法律が機能してない世界で、自分たちの力・判断で自分たちを守ろうとする集団を指す。地方都市に生きる暗部の男たち。蠢く闇から、己の力で生き抜けるのか―。
瀬々敬久(映画監督)
入江悠は、この一本で中上健次にどれだけ近づいたのか。
まさにサイタマ深谷を舞台にした「地の果て至上の時」だ。
コトブキツカサ(映画パーソナリティ)
地元で生き続ける者と都会に自分の居場所を見つける者。
川を渡らなければ見えない景色もあれば留まる事で理解出来る事もある。
本作は全ての人間には逃れる事の出来ないノワール(暗黒)が存在すると教えてくれる。
馳星周(小説家)
閉鎖的な地方都市は圧力鍋だ。閉じ込められ、爆発寸前まで熱せられる。
鍋の蓋を開けたものが目にするのは激情と絶望のごった煮だ。素晴らしい。
鶴田法男(映画監督)
「サイタマノラッパー」ならぬ「サイタマのゴッドファーザー」。田舎の権力者
の元に生まれた三兄弟の凄絶な生き様。音楽映画、スパイ映画、サスペンス映画、
そして本作と常に新たな才能を発揮する入江監督に感服。
東山彰良(作家)
暴力は哀しい。それでも、暴力でしか証明できない
やさしさがあるのだ。
尾崎世界観(クリープハイプ)
酒に酔うと、人を貶める言葉ばかりが口をつく。
昨日もライブの打ち上げでそんな自分に絶望した。
でも今日、この映画を観て許された気がした。
気のせいだとしても、すごく安心した。
今日マチ子(漫画家)
身体に刻み込まれた世界から逃げるために必要なのは、血だ。
断ち切るナイフを持って川を逃走する幼い兄弟が切ない。
彼らはその後、何もないはずの土地が再生する悪夢にのみ込まれることになる。
繰り返される運命は私たちがスクリーンを切り裂くことでしか救えないのだろうか?
山本舞香(女優)
最初から最後まで、息もできないくらい胸がドキドキする刺激的な作品で圧倒されました。
人間の複雑な環境、様々な人生の描写に衝撃が・・・。
また、本作『ビジランテ』完成披露舞台挨拶付き先行上映会が決定した。トリプル主演の大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太に加え、入江悠監督が登壇する。11月10日(金)より劇場オンラインチケット予約販売が開始される。
日時:2017年11月17日(金)18:50開場/19:00開演(※上映前舞台挨拶)
料金:1,800円(税込)均一
登壇者:大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、入江悠監督(予定)
会場:テアトル新宿(東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビルB1F)
電話番号:03-3352-1846 http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/
チケット販売方法:
テアトル新宿ホームページ「オンラインチケット予約」及び劇場窓口にて販売
11月10日(金)テアトル新宿「オンラインチケット予約」にて販売開始
11月11日(土)テアトル新宿オープン時間より窓口販売開始
詳細は テアトル新宿公式サイトにて。
映画『ビジランテ』は2017年12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国で公開!
監督・脚本:入江悠
出演:大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、篠田麻里子、嶋田久作、間宮夕貴、吉村界人、岡村いずみ/菅田俊
配給:東京テアトル
©2017「ビジランテ」製作委員会