JR博多駅前広場で行われたイルミネーションセレモニーに参加したキャストと監督を見るために集まった観客はなんと7,000人。主人公エドを演じた山田涼介、ヒロイン・ウィンリィ役の本田翼、エドたちを支える軍部のヒューズ中佐役の佐藤隆太、本作のメガホンをとった曽利文彦監督がステージに上がると、寒かった会場は一気にヒートアップし、歓声と盛大な拍手で迎え入れられた。山田は「こんなに集まってくれてバリうれしかーーッ!今日は短い間ですが楽しんで行ってください」と博多弁で挨拶し、お客さんの歓声に応えた。続けて本田も「私、先ほどshin shinでラーメン食べてきました。バリうまかーーッ!!」と挨拶し、会場を盛り上げ、佐藤は「ディーンさんじゃなくてごめんなさい(笑)」と会場の笑いを誘った。
高いところが苦手だという山田だが、この日の会場は博多シティテラスの3階。大丈夫かとと問われると「そうなんですよ、あんまり」と答える山田。本田に前に行くよう押されると「これだけ沢山集まってくれているので、できるだけ前に・・・」とステージぎりぎりまで出てきて、下にいるファンへ手を振り、喜ばせた。また、撮影でも高い場所からの飛び降りに挑戦した山田は「撮影だと気にならないです」と撮影時の胸中を明かした。
今回にハガレンのイメージカラーである“赤”を入れた約80万球を超える特別イルミネーションを点灯するため、会場のファンとともにカウントダウンを行い、MISIAの主題歌とともに博多の夜を“ハガレン色”一色に染めた。山田は「これだけの多くの方と錬成できたのはすごい嬉しいですね」とコメントし、MCから「あなたの色です」と言われた山田は「はは(笑)僕の色です!すごく綺麗です、本当に嬉しいです!」と華やかに煌めくイルミネーションに感動した様子を見せた。
最後に山田は「原作と違うところもあってそういうところもここ、こうやって変えてきたかと楽しめる作品になっています。沢山の感動をみなさんにお届けできる作品になっているので、友達や恋人、家族の方々とこの感動を分かち合ってくれると嬉しいです。4日後から公開となり、沢山の方と盛り上げていただければなと思うので、劇場に足を運んでください」と本作をアピールし、「帰り人多いから気を付けて帰ってね」という言葉でファンを沸かせた。
壮大なスケ―ルと世界観に想像を超えるストーリーで世界を魅了し、“ハガレン”現象を巻き起こした荒川弘原作コミック「鋼の錬金術師」。幼い頃に亡くなった母に会いたいという想いから兄エドと弟アルは“人体錬成”の理論にたどり着くが、それは錬金術師にとって絶対に犯してはならない禁忌だった―。主人公エドを山田涼介、ヒロインのウィンリィ・ロックベル役に本田翼、“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役にディーン・フジオカが名を連ねる。
映画『鋼の錬金術師』は2017年12月1日(金)より全国で公開!
監督:曽利文彦
原作:荒川弘「鋼の錬金術師」(「ガンガンコミックス」)スクウェア・エニックス刊
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多/國村隼、石丸謙二郎、原田夏希、内山信二、夏菜、大泉洋(特別出演)、佐藤隆太/小日向文世/松雪泰子
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会