西田征史監督、市村正親

『泥棒役者』のイベントが12月1日(金)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の丸山隆平、市村正親、西田征史監督が登壇した。

11月18日(土)の公開から約2週間が経った本作。「本当にいい役に出会った」と改めて感慨深げに挨拶した市村。丸山は学生時代の友人から連絡があったといい、子どもと一緒に笑うことができたことに感謝されたという。そんな丸山は西田監督と二人で本作を観に行ったというが、そのことが週刊誌に掲載されたことを話題に挙げ「フライデーされちゃった」と笑いながら明かし、さらに「記事では(本作を)5回観たと書かれていたけど、6回です!」と訂正し、笑いを誘った。また、実際に劇場で鑑賞することで「観ていくうちにこの世界に誘われる。気づいたら一緒に笑って泣いて、また頑張ろうと思える映画」と改めて感じたことを明かした。

台湾での公開も決定した本作だが、「台湾のスクリーンにバーンっと出るんですよ!」と喜びを隠せない様子の丸山に「嬉しいなー」と笑顔を見せる市村。その市村は「旅行がてら、台湾ツアーしたい。台湾の人の受け方を見たいよね」とコメントし、丸山に「行っていただけるんですか?」と改めて問われると、市村は「行ってみようと思ってる」と宣言した。

本作の打ち上げの話では、市村が行きつけのイタリアンレストランを貸切、スタッフを含めて集まったことを明かし、丸山がとんかつが好物だということで、特別にとんかつを提供してもらったことを明かした。市村も「あのお店でとんかつ食べるの初めて」というほど貴重な機会で、これには丸山も喜びを隠せない様子だった。さらに誕生日プレゼントとして靴をプレゼントされたという丸山。そのサイズがぴったりだったという丸山に、市村は「寝てる間に(足の裏を合わせて)測った」と笑いを誘った。

また、改めて丸山は「初主演映画が『泥棒役者』でよかった。この作品が求められる時代でよかったなとホッとしている。この作品を支えてくださった方に感謝したいと思います」とコメント。市村も「こういう作品に参加出来て幸せだったと同時に誇りに思っています」と語った。最後に丸山は「(たくさんの方に)観ていただければ観ていただくほど上映期間は長くなる・・・?そういうことがあるらしいです。もっとたくさんの方に観ていただきたいので、無理をなさらないように愛してほしい」とメッセージを送った。

一軒の豪邸に、豪華キャストが集結―かみ合わない《会話劇》が、想像を超える《喜劇》に変わる!?丸山隆平(関ジャニ∞)を映画単独初主演に迎え、「とと姉ちゃん」「TIGER & BUNNY」等多数の脚本を手がけ、『小野寺の弟・小野寺の姉』で初監督を務めた西田征史の監督第二弾である本作。“人違い“と“勘違い”をくり返し、クセもの8人による“だまし・だまされ”の≪一大喜劇≫が幕を開ける。

【取材・写真・文/編集部】

市村正親

市村正親

西田征史監督


映画『泥棒役者』は全国で公開中!
監督・脚本:西田征史
出演:丸山隆平、市村正親、石橋杏奈、宮川大輔、片桐仁/高畑充希/峯村リエ、ユースケ・サンタマリア
配給:ショウゲート
©2017「泥棒役者」製作委員会