“異文化結婚”に立ちはだかる騒動を乗り越えた実話で全米を感動させた映画『THE BIG SICK(原題)』が『ビッグ・シック』の邦題で2018年2月23日(金)より全国で公開されることが決定した。

全米で5スクリーンから始まり、2,600スクリーンまで拡大の大ヒットを記録した本作。パキスタン出身のアメリカ人コメディアン クメイル・ナンジアニが“異文化結婚”の前に立ちはだかる、数々のトラブルと騒動を愛と笑いで乗り越えた実話を、本人たちが共同で脚本執筆、全米を幸せな感動に包みこんだ。本作は、クメイルを主役に抜擢して、『はじまりのうた』のプロデューサーが製作。「これが実話!?」と驚きの展開の果てに、観る者すべてのハートにいつまでも減らない幸せがチャージされる感動のトゥルーストーリーに仕上げた。

これまでにサウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)で観客賞を受賞したほか、ロカルノ国際映画祭(観客賞)、ナンタケット映画祭(観客賞)、国際オンラインシネマ賞(助演女優賞 ホリー・ハンター)などの賞を次々と獲得。12月11日にノミネートが発表されるゴールデン・グローブ賞への期待も高まり、早くもアカデミー賞最有力との声も聞かれる。

パキスタンで生まれシカゴに移住したコメディアンのクメイルは、アメリカ人大学院生のエミリーと付き合っている。ある日、同郷の花嫁しか認めない厳格な母親に言われるまま、見合いをしていたことがエミリーにバレて、2人は破局を迎える。ところが数日後、エミリーは原因不明の病で昏睡状態に。病院へ駆けつけたクメイルは、彼がエミリーを傷つけたことに腹を立てている両親テリーとベスに出会う。最初はクメイルへの敵意をあらわにしていたベスが、気分転換に訪れたコメディクラブで、クメイルに人種差別的なヤジを飛ばす観客と毅然と闘ったことから、3人は心を通わせ始める。彼らのエミリーへの深い愛に心を動かされ、自分にとってもエミリーがいかに大切な存在かに気付いていくクメイル。果たして、エミリーは目覚めるのか? その時、2人の未来の行方は?

映画『ビッグ・シック』は2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国で順次公開!
監督:マイケル・ショウォルター
出演:クメイル・ナンジアニ、ゾーイ・カザン、レイ・ロマノ、ホリー・ハンター、アヌパム・カー
配給:ギャガ
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