落ちこぼれのヴィクトールは、クラスの優等生マリーに恋する12歳。全く相手にされていなかったが、急接近され、誰も知らないマリーの秘密を知ってしまう。秘密を守るため利用されていたことに気付くが、マリーの情熱に動かされ、助けることを決意。2人の秘密の作戦が始まった―。12歳の小悪魔マリー役を演じるのは、フランスで天才ヴァイオリニストとして知られるアリックス・ヴァイヨ。意地っ張りだが健気なヴィクトールをジャン=スタン・デュ・パックが演じる。
今回、本作の本編冒頭5分間の映像が解禁された。朝ベッドから起き上がった少女マリー(アリックス・ヴァイヨ)が“瞼を閉じたまま、いかに普段通りに過ごせるか”を、満面の笑顔で順番に試していくシーンから始まる本映像。「歯磨き粉を歯ブラシから落とさないでのせられる?」「靴下を間違えずに履ける?」「階段をつまづかずないで、降りることができる?」・・・そして「車で学校に行かないの?」心配そうに告げる母親。無邪気な子供の遊びに見えるこれら行動全てには、実は彼女が密かに抱える秘密に原因があった。
そして、そんな彼女の事情は何も知らない、マリーに恋するヴィクトール(ジャン=スタン・デュ・パック)。一目でも早く彼女に会うためにわざとらしく「偶然同じ時刻に登校している」ことを装っているが、実はマリーにその作戦はすっかりバレバレ。やがていつも通りの学校風景が始まるが、さっそく恋敵のロマンがマリーに話しかけて、落ち着かない。しかも、授業が始まりテストの答案が順番に返されるが0点を取ったことをマリー前でバラされ、すっかりヴィクトールは気落ちしてしまう、、
どんなに辛いことも笑顔と前向きなアイデアで乗り切ろうとする少女マリー、まだ恋というものもよくわかってないけれど、常に視線はマリーを追ってしまうヴィクトール、など、大人になった今こそ懐かしいあの頃がよみがえってくるような、夢を追う少女の強さや、少年時代の恋の瞬間を切り取った胸キュン映像となっている。
映画『はじまりのボーイミーツガール』は2017年12月16日(土)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開!
監督:ミシェル・ブジュナー
出演:アリックス・ヴァイヨ、ジャン=スタン・デュ・パック、シャルル・ベルリング、パスカル・エルべ
配給:キノフィルムズ
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