今回のイベントでMCとして登壇した内山は、ほかの登壇者を「次回作があるとしたら出れるメンバー」として紹介。主演の山田に「まあしょうがない」となだめられると残念そうな表情を浮かべながらも、キャストを紹介した。山田は本作をHey! Say! JUMPのメンバー全員と「一緒に4DXで観たんですけど、すごかったです！」と興奮気味に語り、さらに観終わった後はメンバーから敬語を使われたと明かし「さっきまで映画に出てた人と帰ってる、っていう感覚になるみたいです」とコメント。本田も「兄を含めて、友人も観てくれた」と周囲からの評判も上々の様子。

ここでサンタ風の衣装について内山が触れると、「やっと触れたか・・・」とこぼす山田。「雑誌とかで着ることはあるんですけど、舞台挨拶でテレビカメラも入っている。気持ち恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべた。本田は「（山田から）『なんでミニスカじゃないの？』って聞かれました」と明かし、「全国の男子諸君みんなが思っていること」と付け足した山田。内山も「（ミニスカのサンタ風衣装を）見たかった」と同意した。

イベントでは、本作が“夢と希望を与えてくれる作品”ということにちなんで観客からのお悩みにキャストが答えるコーナーに。初めに「クリスマスに『鋼の錬金術師』に好きな人を誘おうと思っているけど、どう誘えばいいか分からない」という質問に「（チケットが）もう1枚あるんだけど一緒に行きたいなとか」とアドバイスし「男はべたなものに弱かったりする」とその心情を語った。

また「彼女が驚くデートプランを教えてください」と言う質問に、曽利監督は「映画4本立てとか」と答え、思わず「そりゃ驚きますよ！」と驚きを隠せない山田。一方、本郷は「なんで二人で出かける必要があるんですか」とツッコみを入れつつ「驚かせるのが目的ですよね」と確認の上「呼んでおいてピンポンしても出ない」と独特のアドバイス。これには本田も「聞く人を間違えた」と笑いを誘った。さらに山田は「真っ暗な遊園地に行って、指ぱっちんしたらイルミネーションがどんっ（と点く）」とアドバイスしたものの、内山からは「すごい金かかるね」という冷静なツッコミも入り、会場は笑いに包まれた。

最後に山田は「1800円で観れるのは安いと思うくらいいろんな要素が詰まった映画。心温まるエピソードも入っています」と本作をアピールした。

壮大なスケールと世界観に想像を超えるストーリーで世界を魅了し、“ハガレン”現象を巻き起こした荒川弘原作コミック「鋼の錬金術師」。幼い頃に亡くなった母に会いたいという想いから兄エドと弟アルは“人体錬成”の理論にたどり着くが、それは錬金術師にとって絶対に犯してはならない禁忌だった―。主人公エドを山田涼介、ヒロインのウィンリィ・ロックベル役に本田翼、“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役にディーン・フジオカが名を連ねる。

【取材・写真・文／編集部】