夢を追う若者たちをドキュメンタリータッチで描いた青春ロードムービー『台湾より愛をこめて』が2018年3月24日(土)より公開されることが決定した。

台湾を舞台に1人の女性(リン)を探しに、日本を飛び出す男2人(雄介と光一)の青春ロードムービーである本作。お笑い芸人の夢を捨てきれずにいる主人公・雄介を演じるのは、NHK連続テレビドラマ小説「わろてんか」に出演中の若手俳優、大野拓朗。『セーラ服と機関銃-卒業―』(2016)、『サバイバルファミリー』(2017)、『猫忍』(2017)などの話題作への出演や、TVドラマでは「三匹のおっさん」シリーズ(2014,2015,2016/TX)、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016/NHK)など幅広いジャンルで活躍中。この大野とコンビを組むのが光一役の落合モトキ、『日々ロック』(2014)『天空の蜂』(2015)『アズミ・ハルコは行方不明』(2016)、そしてドラマと映画にもなった『笑う招き猫』(2017)など、若手ながら存在感のある演技力が定評。

さらに偶然2人と出会い、ストーリー上重要な役となる少女メイを演じるのが岡本夏美。ファッション誌「セブンティーン」専属モデルとして活躍する一方、TVドラマ 「GTO」(2014)、ドラマと映画にもなった『咲-Saki-』(2017)、今年公開の映画『クロノゲイザー』『女流闘牌伝 aki-アキ-』の2本で主演を務めるなど女優としての活動の幅を広げている。

本作でメガホンをとるのは、大学時代から学生映画祭で数々の賞を受賞し話題となっていた三原慧悟。卒業後はフジテレビに就職し、入社1年目でドラマの脚本・監督デビュー。退社後は、台湾でアイドルになるというプロジェクトを実施するために活動拠点を台湾へ移し、現在、彼のYouTubeのオフィシャルチャンネルには約30万人もの台湾のフォロワーがいる程の人気者となっている。今回は三原にとって商業映画としては初監督作品である。

5年前、彼らは漫才師として成功することを夢みており、またリンも台湾で歌手を目指し、「3人の夢が叶ったら、もう一度この場所(基隆「ジーロン」の海辺)で再会しよう」という約束をしていた。ところが雄介と光一は3年前にコンビを解散しており、すでに光一は会社員に、雄介はピン芸人を続けるも、売れない日々に悩んでいた。そんな雄介の心情を知り、光一がいまから台湾に行こうと言い出す。明後日は5年前の約束の日であり、何かをふっきるために、旅に出る二人。道中ではくだらない話で盛り上がったり、些細なことでケンカしたり、夢を追う少女と出会ったりしながら、20代の男2人がもう一度人生を見つめ直すのであった・・・。

映画『台湾より愛をこめて』は2018年3月24日(土)より新宿シネマカリテほかにて公開!
監督:三原慧悟
出演:大野拓朗、落合モトキ、岡本夏美、広橋佳苗、梁鈺杰、陳宏亮/宇宙、長谷川忍(シソンヌ)
配給:ユナイテッド エンタテインメント
©「台湾より愛をこめて」製作委員会