表の顔はロンドンの高級テーラー、その実態はどの国にも属さない世界最強のスパイ機関―。スマートなスーツに身を包んだ英国紳士がみせるキレ味鋭いアクションと、スパイ道具の数々、スピード感とウィットに富んだストーリーが全世界を熱狂させた前作『キングスマン』。続編では、謎の敵により壊滅した“キングスマン”は、敵を追いアメリカのスパイ組織“ステイツマン”と手を組む。しかし、彼らはコテコテにアメリカン。文化の違いを乗り越えられるのか?マシュー・ヴォーン監督が続投し、タロン・エガートン、マーク・ストロングなどに加えて、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ハル・ベリーが参戦。キレッキレの超絶アクションもキャストも豪華にパワーアップして、世界熱望の新世代スパイアクションが帰ってくる。
許されざるヘマを犯した部下を、極刑に処すため直接ミンチ機にブチ込ませる超サイコな女ボス・ポピーの、
上品な笑みで悪趣味すぎる発言を繰り出す狂いっぷりに身の毛もよだつ本編映像が到着いたしました!
今回解禁された本編映像は、謎の麻薬組織“ゴールデン・サークル”のイカれた女ボス・ポピー(ジュリアン・ムーア)のアジトとなる、1950年代の古き良きアメリカにこだわって作り上げられた“ポピー・ランド”内の赤基調のポップなダイナーで、新部下のアンヘル(トム・ベネディクト・ナイト)に、ミスをした部下チャールズ(キース・アレン)をミンチ機にブチ込むよう高らかな笑顔で指示するシーン。あまりにも無邪気に、正気の沙汰とは思えない発言が繰り出されたことに思わず笑いあう一同だが、ピカピカで邪悪なミンチ・マシーンを楽しそうに起動させるポピーの姿に場の雰囲気が一変。いよいよ本気だと悟ったチャールズも時すでに遅し、ポピーの口笛で出動した2匹の獰猛なロボット犬に追い詰められ、覚悟を決めたアンヘルに抱え上げられ脳天から・・・!?上品な笑顔と純粋な気持ちで、悪趣味の限りを尽くした制裁をくだすポピーの狂気が象徴される場面だ。
ポピーを演じるのは、『アリスのままで』(14)で第87回アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得するなど輝かしいキャリアを誇る名女優ジュリアン・ムーア。前作に引き続きメガホンをとったマシュー・ヴォーン監督が、ヒーローと同等に悪役こそが作品にとって最重要となることを意識し「愚かにならず、共感を呼び、本物と思えるような悪役の陰謀を考え出すのはとても大変だ。彼女は正しいか?間違っているか?彼女が望んでいることは筋が通っているが、そのやり方は適切ではないよね!」と誕生秘話を明かすこのポピー役だが、今までに誰も見たことのない強烈な悪役を届けたいという想いからジュリアンへのオファーを決断。なんと最初のオファーは本作でハリーを演じるコリン・ファース経由だったそうで、ジュリアンは「コリンからメールがきて、マシューが“キングスマン”の続編について私と話をしたいそうだと知らせてくれたの。前作はとても気に入ったし、すごく革新的でユーモラスだと思ったわ。ポピーはとても人間くさくて、魅力的で親しみやすいところがあるの。でも、悪役であることは確かよ。間違いなく社会病質者ね。このとても英国的なスパイの世界のなかで、典型的なアメリカらしいアイディアをもて遊んでいる。そこがとてもいいと思ったわ」と振り返っている。
マシューが“間違ったアメリカのスウィートハート”と表現する謎多きポピー。サイコの極致である女ボスの仕掛ける巨大な陰謀を、果たしてエグジー(タロン・エガートン)、ハリーらキングスマンの一流エージェントたちは阻止できるか。
映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開!
監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ハル・ベリー、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス
配給:20世紀フォックス映画
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation