観る者を途方もない結末へと連れ去る究極のクライム・サスペンス『スリー・ビルボード』の予告編が解禁された。

アカデミー賞作品賞に最も近い賞として注目されるトロント国際映画祭観客賞を受賞し、ヴェネチア国際映画祭脚本賞に輝いた本作。何者かに娘を殺されたミルドレッドは、進展もない捜査に腹を立て、署長を敬愛する部下や町の人々に脅されても一歩も引かない。しかし、その日を境に次々と不穏な事件が起こり始め、やがて誰もが想像できないドラマが始まる─。ミルドレッドを演じるのは、名女優フランシス・マクドーマンド。署長役をウディ・ハレルソン、サム・ロックウェルがその部下として終点する。監督を務めるのは、鬼才マーティン・マクドナー。大切なものを守るために、予想もしない道へと外れていく大人たちをダークなユーモアを潜ませて熱く切なく描き、観る者を途方もない結末へと連れ去る究極のクライム・サスペンス。

今回解禁された映像は、アメリカ・ミズーリ州の片田舎の町が映し出されるところから始まる。最愛の娘が殺されて7か月経過したにもかかわらず、犯人は逮捕されない。憤るミルドレッドは道路沿いの3枚の看板を買い警察署長への怒りのメッセージを発表する。「逮捕はまだ？」「どうして？ウィロビー署長」それを快く思わない警察官や住民とミルドレッドの間のいさかいは、日増しにエスカレートしながらも、事態は思わぬ展開を見せていくのだった―。

竹中直人（俳優・映画監督）コメント

とてつもない映画に出会った。
最高のキャスティング！最高の演出！
憎しみ 慈しみ 怒り 悲しみ 憤り
何度でも観たい映画だ。

町山智浩（映画評論家）コメント

3つのビルボードと3人の怒りと愛と秘密。
この映画の行先は誰にも予測できない！