土屋太鳳、瀬々敬久監督

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の大ヒット御礼舞台挨拶が1月14日(日)に丸の内ピカデリーで行われ、土屋太鳳と瀬々敬久監督が登壇した。

12月16日の公開以来大ヒットを記録している本作。今回のイベントでは、土屋太鳳と瀬々敬久監督による映画に関するトークが行われたほか、大ヒット御礼ということで大入り袋を2人から観客に直接手渡すイベントがサプライズで行われた。

今回、緑色の着物に身を包まれて登場した土屋。「お着物まで着せていただいて・・・」と照れ気味に話す土屋に会場は大きな歓声に包まれた。公開以降、家族や友人のみならずブログなどへのコメントとして周囲からの反響も多いという土屋は「作品への愛情が伝わってきます」と笑顔で感謝の気持ちを語った。さらに「関わってくださるスタッフさんにおめでたいことが多くて、結婚したり出産したり。(この日、MCを担当している)笹川さんも12月にご結婚された」と笑みを浮かべ「私も将来幸せになれたらうれしい」と語った。

瀬々監督から、本作をプライベートで鑑賞したことについて聞かれた土屋は「エンドロールで帰らなかったのがうれしかった。終わった後の感想も盗み聞きしました(笑)」と明かし、高評価を得ていることについて「瀬々監督が支えてくださったからだと思います」と改めて感謝の気持ちを伝えた。

また、これまでに何度も舞台挨拶二ともに立ってきた佐藤健について、“土屋太鳳さんだから知っている佐藤さんのことは?”と聞かれ、「あのままなんです。裏表がない」と明かし、「あえて言うならご自身が思われているよりも少年ぽい方。よく私に“悪ガキだな”って言うんですけど、その私に対応しているということは、健先輩はかなり少年じゃんじゃないかな」と笑顔で語った。

最後に土屋は「この作品に込めた思いがたくさんの方に届きつつあり嬉しいです。大切な何かを守りたいとき、探したいとき、心が折れそうなとき、そんなときにこの作品がみなさんの暖かなお守りになるように祈っています」とメッセージを送った。

さらに舞台挨拶が終わると、土屋から「感謝の気持ちを込めて、大入り袋をお一人お一人にお渡ししたいと思います」と発表があると、思わぬサプライズに観客からは大歓声。2階席まで埋め尽くした観客に手渡しということで「少し時間がかかってしまうと思うので待っていていただければ」と気遣う土屋から手渡しで渡された大入り袋を手にした観客は笑顔で会場を後にしていた。

結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁を8年間待ち続けた新郎―。YouTubeに投稿された動画をきっかけに話題が広がり、TVや新聞、ネットなどで取り上げられ、海外にも拡散、書籍化もされた、あるカップルに起きた奇跡の実話を映画化した本作。目を覚まさない恋人を献身的に支え続け、苦悩しながらもひたむきに彼女を思い続ける尚志役を佐藤健、病と闘う麻衣役を土屋太鳳が演じる。メガホンを取るのは、『64-ロクヨン-前編/後編』など深い人間ドラマを描くことに定評のある瀬々敬久監督。

【取材・写真・文/編集部】

土屋太鳳

土屋太鳳

土屋太鳳、瀬々敬久監督

土屋太鳳、瀬々敬久監督

土屋太鳳


映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は全国で公開中!
監督:瀬々敬久
原作:中原尚志・麻衣「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社刊)
出演:佐藤健、土屋太鳳、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、堀部圭亮、古舘寛治、杉本哲太、薬師丸ひろ子
配給:松竹
©2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会