今最も旬な俳優・大谷亮平が本作で挑むのは“ハードボイルドなダークヒーロー”。表向きは居酒屋経営者、しかし裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋。客はパンチ一発1万円で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢や半ぐれ、ヤクザなど、金の魔力に取り付かれたアウトローな連中たち。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命は・・・。チリも積もれば、限度額。金への欲望と恐怖をリアルに描く壮絶なる闇金ドラマが誕生した。
本作の主人公・銭形富男役を演じる大谷亮平は、2003年より俳優として韓国を拠点に活動をはじめ、大ヒットとなった映画『神弓-KAMIYUMI-』(11)や『バトル・オーシャン 海上決戦』(14)に出演。2016年より日本での活動を開始し、2016年ドラマ「ラヴソング」(CX/16)で日本デビュー。同年、空前の大ブームを巻き起こした「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS/16)の風見涼太役がはまり役となり、大ブレイクを果たす。主演ドラマ「チェイス 第1章」(Amazonプライムビデオにて2017年12月22日より配信中)や映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018年初夏公開)が控えるなど抜群の存在感を示している。
本作でメガホンを取るのは日本映画界を代表する鬼才・園子温作品の助監督として活躍し、ドラマ「人狼ゲーム ロストエデン」や映画『人狼ゲーム インフェルノ』(2018年4月7日公開)が控える綾部真弥監督。
大谷亮平(銭形富男役)コメント
「ゼニガタ」と聞くと、ルパンの銭形警部、そして銭形平次が真っ先に思い浮かぶかもしれません。彼らは正義の側のキャラクターですが、僕が演じるゼニガタは現代社会のダークヒーローです。銭の主人になるか、銭の奴隷になるか、その本当の意味を熟知する男、銭形富男。 銭に侵された闇金の世界を覗き見する様な感覚で、この作品を楽しんで頂ければと思います!
綾部真弥監督 コメント
何故こんなにもお金が欲しいのか。
お金がある人も、ない人も、お金が欲しくて欲しくて堪らない。
そんな人間たちの、緊迫しつつも滑稽なお金争奪戦と、お金に縛られて生きる兄弟のドラマを、
理屈抜きに楽しめるエンターテイメント作品になっています。
大谷さんのどんな状況でもブレずに、そこにいる姿はまさに富男というキャラクターそのものでした。
揺るぎない大木として作品世界にも君臨しています。
債務者たちへの容赦ない取り立てと、静かに見守る眼差しを、是非劇場でご覧ください!
その居酒屋は、深夜0時から金貸しになる―。錆びついた漁船が停泊するひなびた漁港。路地裏の一角でひっそり営む居酒屋「ゼニガタ」。店主は銭形兄弟の富男(大谷亮平)と静香。表向きは居酒屋だが、深夜0時から闇金業を始める。トサン(10日で3割)という違法な高金利で金を貸し苛烈な取立てで債務者を追い込むのが銭形兄弟のスタイル。ある日、ボクサー崩れの男・八雲が「ゼニガタ」に入れてくれと申し出てきて・・・。
映画『ゼニガタ』は2018年5月26日(土)より全国で公開!
監督:綾部真弥
出演:大谷亮平
配給:AMGエンタテインメント、スターキャット
© 2018「ゼニガタ」製作委員会