ギレルモ・デル・トロ監督

切なくも愛おしい究極のファンタジー・ロマンス『シェイプ・オブ・ウォーター』で監督・脚本・製作を務めたギレルモ・デル・トロ監督が1月末に来日することが決定した。

その比類なき世界観からヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した本作。1962年のアメリカ、政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見る。“彼”の魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行く。二人の心が通い始めた時、“彼”が間もなく実験の犠牲になると知る─。監督・脚本・製作を手がけたのは、名匠ギレルモ・デル・トロ監督。ヒロインのイライザを演じるのはサリー・ホーキンス。オクタヴィア・スペンサー、リチャード・ジェンキンス、マイケル・シャノンらが共演する。さらにアレクサンドル・デスプラの優美で印象的な音楽が本作を彩る。いつの時代も愛されてきた種族を超えたラブストーリーが誕生した。

今回、本作で監督・脚本・製作を手がけたメキシコの名匠、ギレルモ・デル・トロ監督が本作のPRのため、1月末に来日することが決定した。来日中はイベントの実施も予定されている。『クロノス』(93)で長編映画監督デビューを果たしたギレルモ・デル・トロ監督は、2006年に『パンズ・ラビリンス』がアカデミー賞6部門にノミネートされ、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞し、自身も脚本賞でノミネートされる。その後、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(08)、『パシフィック・リム』(13)、『クリムゾン・ピーク』(15)を監督し、TVシリーズ「ストレイン」(14~17)では、脚本、監督、製作、原案を務める。また、ピーター・ジャクソン監督の『ホビット』三部作(12/13/14)の脚本を手掛ける。

手塚治虫やジブリアニメなどをはじめ、大の日本好きで知られるギレルモ・デル・トロ監督の口からどのようなことが語られるのかに注目だ。

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』は2018年3月1日(木)より全国で公開!
監督・脚本・プロデューサー:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スツールバーグ、オクタヴィア・スペンサー
配給:20世紀フォックス映画
©2017 Twentieth Century Fox