小黒妙子(大谷凜香)

人気漫画家・押切蓮介の最強トラウマ漫画を実写映画化した『ミスミソウ』の新キャストとして大谷凜香が映画初出演することが発表された。

、「ハイスコアガール」「でろでろ」などで知られる人気漫画家・押切蓮介の代表作にして伝説のコミック「ミスミソウ 完全版」を実写映画化した本作。逃げ場のない小さな社会で起こりうる嫉妬、虐待、絶望など人間の負のエネルギーが溜め込まれるばかり。雪が舞う雪景色に佇む主人公が見つめる先とは・・・。東京から田舎に転校してきて、壮絶なイジメを受けている主人公・野咲春花役には、本作で初主演を果たした山田杏奈。今、最も勢いのある女優として注目を集めている若手女優の一人である山田の透明感溢れる清純なイメージとは裏腹に、心をえぐられるような熱演に注目だ。

今回、本作の大人びた雰囲気の美少女でクラスの女王的存在・小黒妙子役が、本作で初映画出演となる大谷凜香に決定した。ファッション雑誌「二コラ」専属モデルを経て、2015年10月から情報バラエティ番組「ポケモンの家あつまる?」に中川翔子、ヒャダイン、あばれる君と共にレギュラー出演中。そして、本作『ミスミソウ』では、黒いボブスタイルから人生初のブリーチに挑戦し、金髪ヘアーで睨みを利かせた超怖いいじめっこのボス・小黒妙子役に大変身している。

東京から田舎に転校してきた主人公・野咲春花(山田杏奈)は“部外者”として扱われ、壮絶なイジメを受けていた。春花の唯一の味方は、同じように転校してきたクラスメイトの相場晄(清水尋也)。彼を心の支えに必死に耐えてきた春花だが、クラスの女王的存在、小黒妙子(大谷凜香)の取り巻きのイジメグループによる嫌がらせは日に日にエスカレートしていった。そして、ある日、激しく燃え上がる炎が春花の家を覆い尽く。思いもよらない悲劇に遭遇した春花の心は、崩壊する―。厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花、三角草(ミスミソウ)。春花はミスミソウのように厳しい冬を耐えて、きれいな花を咲かせることができるのか・・・。春花が選んだ道とは・・・。

大谷凜香(小黒妙子役)コメント

最初、オーディションに受かったと連絡が来た時、電話越しで泣いてしまいました。人生初の金髪は意外と大変で、暴力的な描写も多く難しい役柄でしたが、まわりの雰囲気に助けられました。みんな役になりきっていたので、すんなりと映画の世界観に入り込めました。原作も以前から読んでいたので、とにかくすごい作品に関われることが嬉しかったです。

内藤瑛亮監督 コメント

『ミスミソウ』の根幹をなすのは春花と妙子の関係性です。 妙子のキャスティングは非常に重要です。単に可愛いとか、演技が巧いとか、そういったレベルではなく、特別な輝きが必要でした。 オーディションで出会った大谷さんに、それを感じ、妙子役を託しました。 演技未経験だったので、リハーサルを重ねました。撮影期間中も撮影が終わったあとに、次の日の撮影場面のリハーサルを行いました。現場で女優として覚醒していく姿を観られて、嬉しかったのを覚えています。 彼女の表情がこの物語が持つ繊細さを豊かに表してくれました。

小黒妙子(大谷凜香)

大谷凜香

小黒妙子(イラスト)

映画『ミスミソウ』は2018年4月7日(土)より新宿バルト9ほか全国で順次公開!
監督:内藤瑛亮 
原作:押切蓮介 「ミスミソウ 完全版」(双葉社刊)
出演:山田杏奈、清水尋也、大谷凜香/大塚れな、中田青渚、紺野彩夏、櫻愛里紗、遠藤健慎、大友一生、遠藤真人、森田亜紀/戸田昌宏、片岡礼子/寺田農
配給:ティ・ジョイ
©押切蓮介/双葉社 ©2017「ミスミソウ」製作委員会