山田洋次監督が贈る新・国民的喜劇映画シリーズ第三弾『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』のアーティスト・横尾忠則によるオリジナルポスタービジュアルが解禁された。
シリーズ第三弾となる本作では、三世代が同居する一家の家事を担ってきた主婦・史枝(夏川結衣)が家出をすることで、家族の暮らしが崩壊してゆく様をユーモラスに描く。タイトル「妻よ薔薇のように」には、本作のテーマでもある“主婦への讃歌”として「妻よ薔薇のように美しく」という山田監督のメッセージが込められており、家事労働の大変さや、長男・幸之助(西村まさ彦)と史枝夫妻に起こる“夫婦”の様々な出来事は共感を呼ぶことだろう。周造の友人の医師役として小林稔侍、「居酒屋かよ」の女将を風吹ジュンが演じるほか、木場勝己、立川志らく、笹野高史、藤山扇治郎、広岡由里子、北山雅康、鰻屋役の徳永ゆうき、そして笑福亭鶴瓶も特別出演する。
今回解禁されたポスタービジュアルを手がけたのは世界的アーティスト・横尾忠則。山田洋次監督『東京家族』(12)でY字路をモチーフにしたイメージポスターを描いて以来、「家族はつらいよ」シリーズでは、スチール写真とグラフィックを絶妙に構成したポスターデザインを手がけてきた横尾。4度目のコラボとなった最新作では、なんと横尾忠則の描き下ろし画によるもので、作品のタイトルである「妻よ薔薇のように」をモチーフに、ビビッドでカラフルな色合いとタッチで描かれており、花瓶に生けられた8本の薔薇の花の中に、お馴染みの“家族”を演じた8人の実力派俳優陣の肖像がそれぞれに描かれた驚きのビジュアルだ。さらに「妻」の“女”の中心に、ハートが添えられたロゴも横尾のデザインによるもの。
平田家の父・周造を演じる橋爪功からは「横尾さんの画の中に登場できるなんて、光栄の至りです!」とコメントが寄せられている。そしてシリーズ前作に続き本作でも、横尾氏が本編のオープニングタイトルを担当します。こちらもご期待ください。
映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』は2018年5月25日(金)より全国で公開!
監督:山田洋次
出演:橋爪功、吉行和子/西村まさ彦、夏川結衣/中嶋朋子、林家正蔵/妻夫木聡、蒼井優
配給:松竹