本年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『ラブレス』のポスタービジュアルが解禁された。
失踪した「愛せない息子」の行方を追う身勝手な両親が見つけるのは、本当の愛か、空虚な幸せか。自分の幸せが最優先の現代人を容赦なく描くズビャギンツェフの最高傑作。恨みや不満、相手への批判が飛び交う離婚協議の真っ只中の二人。両者ともすでに別々のパートナーがおり、一刻も早く、この縁を立ち切って新しい生活をスタートさせたいと思っている。たとえ、それが 12 歳の息子を見捨てることになったとしても。息子の失踪をめぐるサスペンスを軸に、結婚生活が破綻した夫婦が失敗した過去をお互いに押し付け合い、新しい幸せを追い求める姿を、美しくも冷ややかな映像、ピアノの旋律、終始張り詰めたテンションで描き、観る者を深く揺さぶる、圧倒的なラストへと向かっていく―。
失踪した「愛せない息子」の行方を追う身勝手な両親が見つけるのは、本当の愛か、空虚な幸せか。自分の幸せが最優先の現代人を容赦なく描くズビャギンツェフの最高傑作。恨みや不満、相手への批判が飛び交う離婚協議の真っ只中の二人。両者ともすでに別々のパートナーがおり、一刻も早く、この縁を立ち切って新しい生活をスタートさせたいと思っている。たとえ、それが 12 歳の息子を見捨てることになったとしても。息子の失踪をめぐるサスペンスを軸に、結婚生活が破綻した夫婦が失敗した過去をお互いに押し付け合い、新しい幸せを追い求める姿を、美しくも冷ややかな映像、ピアノの旋律、終始張り詰めたテンションで描き、観る者を深く揺さぶる、圧倒的なラストへと向かっていく―。
初長編作品『父、帰る』(03)でヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞し、センセーショナルなデビューを果たしたアンドレイ・ズビャギンツェフ監督。『裁かれるは善人のみ』(14)ではカンヌ国際映画祭・脚本賞、ゴールデン・グローブ賞・外国語映画賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、ロシアを代表する監督としてその地位を確固たるものにした。本作は、第70回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、第75回ゴールデングローブ賞では2作連続となる外国語映画賞にノミネートされた。
今回、本作が第90回アカデミー賞外国語映画賞のノミネートされた。前作『裁かれるは善人のみ』に続いて、2作連続でのノミネートとなる。併せて、本作のポスタービジュアルが解禁された。「幸せを渇望し、愛を見失う。」強いコピーとともに、それぞれの眼差しの先に映るものは何なのか―想像を掻き立てられるビジュアルとなっている。自分を愛してくれる人との幸福を渇望し、自分が愛せなかった息子の行方を追う身勝手な両親。あまりにも大切な存在を失って初めて見つけたものは、本当の愛か、それとも空虚な幸せの正体か。最後まで緊張感がゆるむことなく進んでいくこの不穏なサスペンスは、映画史に残る慟哭のクライマックスへ向かっていく―。
映画『ラブレス』は2018年4月7日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
出演:マルヤーナ・スピヴァク、アレクセイ・ロズィン
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム、STAR CHANNEL MOVIES
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