竹中演じる女好きなワンマン社長・朝比奈玲男と入れ替わることになる地味な派遣OL・小鳥遊玲音を演じた知英は「エロ社長を演じるのが難しかった」と笑いつつ「楽しく撮影できました」と挨拶。一方の竹中は「知英が最高でした。知英のパワーや日本語のうまさに感動しました」と大絶賛。大政は「竹中さんを中心に明るい現場」と明かすなど、仲の良い現場の様子を窺わせる舞台挨拶となった。
主人公が入れ替わるという本作にちなみ、「登壇者の中で、一日入れ替わるとしたら、誰になって何をしたい?」という質問に、「男性になりたい」と答える知英。特に「山崎さんと入れ替わりたい。男性の声でしゃべってみたいと思います」と声の違いに興味を持っている様子。吉沢も山﨑と入れ替わりたいと明かし「この美声で歌って踊れる。山崎さんになって(山崎が演じた)日下をやりたい。楽しそうだと思った」と語った。
その山﨑は「竹中さんの声が好きなんです。僕は声が高いので低い声に憧れがあり、低い声で加山雄三さんを歌いたいです」と明かした。さらに大政も竹中になりたいと明かし「現場でもいたずらがうまいんです。お茶目な感じがうまくできるようになりたい」と笑顔で語った。また、竹中は舞台挨拶中終始絡んでいた斉藤に「この男になってみたい。この顔で街を歩いてみたい」と笑いを誘うと、「一生懸命人間やってるんだぞ」と答え、会場は笑いに包まれた。
最後に知英は「笑いもあって、感動もあるので楽しみにしてください」、竹中は「斉藤のキャスティング」と最高と斉藤をかけて笑いを誘いつつ、改めて「最高のキャスティングで素晴らしかったです。震えちゃうくらい素晴らしい作品になっています」と本作をアピールした。
彼氏にフラれ、会社もクビになった地味な派遣OL・小鳥遊玲音と女好きなワンマン社長・朝比奈玲男が同じ車の事故に巻き込まれ、目が覚めると朝比奈玲男の体にはある異変が―心は朝比奈のままで体が小鳥遊玲音になっていた。ハチャメチャで破天荒な展開を笑いたっぷりに、そしてピュアな恋心を甘酸っぱく、痛快で胸キュンのコメディ映画に仕上げた。主演を務めるのは、韓国の大人気ユニットKARAで活躍後、2014年に活躍の場を日本へ移した知英。知英が演じる小鳥遊玲音と入れ替わってしまう女好きのワンマンオヤジ社長を演じるのは竹中直人。
【取材・写真・文/編集部】
映画『レオン』は2018年2月24日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:塚本連平
原作:「レオン」(講談社KCデラックス)
出演:知英、大政絢、吉沢亮、斎藤慎二(ジャングルポケット)、ミッツ・マングローブ/原幹恵、河合青葉/山崎育三郎、竹中直人
配給:ファントム・フィルム
©清智英・大倉かおり/講談社・2018映画「レオン」製作委員会