モノクロ映画から飛び出した色を知らない美雪(綾瀬はるか)が、健司(坂口健太郎)とともにカラフルな現実世界をデートするというロマンティックなストーリーである本作にちなみ、大勢のファンに見守られながらスカイツリーをブルーやピンク、オレンジなど色とりどりなグラデーションに点灯させた今回のイベント。さらにバレンタイン間近ということで、バレンタインについてのエピソードなども語られた。
バレンタイン特別ライティングの点灯式ということで、赤を取り入れたワンピース姿の綾瀬と、赤を交えたチェックのマフラーを身につけて登場した坂口。この日初めて東京スカイツリーに来たという綾瀬は「高いですね。こういう建物のを建てられる技術はすごい」と感想を語り、坂口は「ソラマチでご飯を食べたことはあります。本当に高い」とスカイツリーを見上げた。
本作では「キュートなシーンが多い」と語る坂口だが、特に綾瀬とのシーンで「マジックアワーで撮ってみようとなって、太陽が落ちてきたちょうどいい時間の綾瀬さんが美しかった」と明かしたものの、当の綾瀬は「あの、そうですね・・・。聞いてなかった」とまさかの答えが返ってきて、これには坂口も笑って返し「そのシーンが好きでした」とコメントしたものの、聞いていなかったという綾瀬は「そうですか」と答え、さらに大きな笑いが起きた。
イベントに合わせて、バレンタインでのエピソードとして、坂口は小学生のころ、チョコをもらったお返しを自ら買って、学校まで持って行ったものの「恥ずかしくて渡せなくて、帰りに自分で食べた」と明かし、会場に話詰まったファンからは大きな歓声が沸き起こった。また、お互いにプレゼントをあげるとしたら?という質問に、自らのマフラーを手にして「マフラーをあげて温めてもらいたい」とコメント。綾瀬は「チェックのマフラーがお似合いなので(あげたい)。でも、お持ちですよね」と答えると、坂口は「持ってても欲しい」と笑顔を見せ、これには綾瀬も思わず「よくばり」と笑い、「(劇中で坂口が演じる)健司がかぶっていたキャスケットにします」と語った。
本作は、武内英樹監督による完全オリジナル脚本のとびきりロマンティックラブストーリー。映画監督を夢見る青年の前に現れた一人の女性は、彼が長年憧れ続けたスクリーンの中のお姫様だった。モノクロの姿で色のある現実世界を体験していく。出会うはずのなかった二人は次第に惹かれ合っていくが・・・。映画の中から飛び出してくるお姫様を演じるのは綾瀬はるか、そして映画監督を夢見る純朴な青年を坂口健太郎が演じる。
【取材・写真・文/編集部】
映画『今夜、ロマンス劇場で』は2018年2月10日(土)より全国で公開!
監督:武内英樹
出演:綾瀬はるか、坂口健太郎、本田翼、北村一輝、中尾明慶、石橋杏奈、柄本明、加藤剛
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会