愛に向かって生きたひとりの女性の物語『DALIDA(原題)』が『ダリダ~あまい囁き~』の邦題で5月19日(土)より全国で公開されることが決定した。

60年代フランス、ミス・エジプトに輝いた美貌とそのエキゾチックな歌声で一躍スターとなったダリダは、日本でもアラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」や「18歳の彼」などが有名。数々のアーティストたちが彼女の歌をカバーし、亡くなった今でもその功績は高く評価されている。本作は、その波乱に満ちた生涯が描かれたフランス映画。

“パローレ パローレ”のフレーズで日本でも大ヒットしたアラン・ドロンとのデュエット「あまい囁き」や、年下の恋人との恋愛を綴った「18歳の彼」、「べサメ・ムーチョ」など自由奔放な恋愛が赤裸々に歌われており、特に「あまい囁き」は、その印象的なアラン・ドロンの“囁き”で、日本でもCMや映画などにたびたび登場したり、フィギュアの世界女王エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)がプログラム楽曲に使用するなど、まさに歴史に残る一曲となっている。

一方で、「わたしは病んでいるの」と、苦しい胸の内を歌った曲もある。ダリダの歌には喜びも悲しみもすべてがあり、人生とは何かをわたしたちに教えてくれる。本作では、時代を超えてもなお、観る人の心に響くその強く美しい生き様を、モデル出身で映画初主演のイタリア人女優スヴェヴァ・アルヴィティが見事に演じきっている。60年代~70年代の洗練されたファッションと、華やかなステージにも注目だ。

併せて解禁された予告編からは、ダリダの絶えず注目を浴びる大スターとしての顔や、次々と相手を変えていく恋多き一面とともに、愛する人から愛されることを望み、女性としての幸せを絶えず求め続ける人知れぬ苦悩も見て取ることができ、本人による「べサメ・ムーチョ」や「灰色の途(みち)」がドラマを一層ドラマチックに引き立てていく。そしてビジュアルでは<歌だけがわたしを輝かせる>というその内面が感じ取れるキャッチコピーが載せられている。

また、2月10日(土)よりロゴ入りネイルファイル(爪やすり)付き特別鑑賞券(税込1,400円)が発売される。数量限定につきなくなり次第終了となる。

前売り特典(ロゴ入りネイルファイル(爪やすり))

映画『ダリダ~あまい囁き~』は2018年5月19日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開!
監督・脚本:リサ・アズエロス
出演:スヴェヴァ・アルヴィティ、リッカルド・スカマルチョ、ジャン=ポール・ルーヴ、 ニコラ・デュヴォシェル、ニールス・シュナイダー
配給:KADOKAWA
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