人間を13cmにダウンサイズ!―映画『ダウンサイズ』のマット・デイモンが、一足先にダウンサイズした同級生に人生相談をもちかけるシーンの本編映像が解禁された。

本作は、“全人類の縮小計画”という信じられないアイデアを「こんな未来が本当に来るのかも・・・」と思わせるほどリアリティたっぷりに描いた社会風刺とコメディの風味を利かせた奇想天外なドラマ。主演にマット・デイモンを迎え、妻役にクリステン・ウィグ、またミニチュア人類社会のカギを握る謎の男役をクリストフ・ヴァルツ、さらにホン・チャウが物語を大きく動かす重要なキャラクターとしてシニカルとユーモラスを兼ね備えた見事な演技を披露する。監督は『ファミリー・ツリー』で第84回アカデミー賞脚色賞を受賞したアレクサンダー・ペイン。

今回解禁された本編映像は、ダウンサイズこそが人生を変えるチャンスだと考え始めたポール(マット・デイモン)が、一足早くダウンサイズした同級生デイヴ(ジェイソン・サダイキス)とミニチュア生活について話し込む場面。机上の空き箱に座った小さな小さな同級生にむかって、資産増加のメリット、人口増加問題の解消という社会的意義などが大々的に謳われるダウンサイズについて、そんな夢のような話は現実に起こり得るのか、実に興味津々に相談。デイヴが「王のような生活」と表現するとニヤニヤが止まらず思わず吹き出してしまいますが、小さくなったデイヴにとってはちょっとした吹息も強烈で・・・。マット演じる、どこにでもいそうな普通の男・ポールのちょっと抜けた雰囲気が非常に愛おしく感じられる場面だ。

13cmへの縮小を夢見るポールを演じたマット・デイモンは、突飛なアイデアながらリアリティたっぷりに描かれるミニチュア生活について自身も大きな魅力を感じているようで「欲しいもの、快適さに必要なものは全てある。世界最大の屋内スキー場もある。もちろん、彼らのサイズでだけどね。地上の楽園で、気楽な生活を送れ、大きな世界では得ることの出来ない快適さが手に入るというわけだ。ダウンサイズが次第に魅力的に見えてくるよね」とコメント。一方、先に小さくなった同級生デイヴを演じたジェイソン・サダイキスは「デイヴにとってダウンサイズは経済的な利益をもたらすもので、その快適さに熱狂的なんだ。カントリークラブのゴルフ狂で、その運営もしている、そんな奴だと考えてみたよ」とこの軽妙なキャラクターの役作りにおける独自の視点を明かしている。

映画『ダウンサイズ』は2018年3月2日(金)より全国で公開!
監督:アレクサンダー・ペイン
出演:マット・デイモン、クリストフ・ヴァルツ、ホン・チャウ、クリステン・ウィグ
配給:東和ピクチャーズ
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