ハリウッドのトップスターが顧客リストに並ぶポーカールームが実在した。招待された者のみが参加できる都市伝説のようなサロンのオーナーは26歳の独身女性、モリー・ブルーム。オリンピックを有望視されたモーグル選手だった彼女はケガのためにアスリートの道を断念。一転して違法なポーカーの世界へと足を踏み入れる。主人公モリーを演じるのはジェシカ・チャステイン。トップアスリートから予想外の転身を遂げたモリー・ブルームは、どのようにして巨額の富を手に入れ、失ったのか?スキャンダルの的となったモリーの栄光と転落を追いながら、その才気と情熱の根源に迫る。
今回解禁された場面写真は、モーグルのトップアスリートに扮したジェシカ・チャステインの衝撃のビフォア&アフターを捉えたている。モリー・ブルームは、ケヴィン・コスナーが演じる心理学教授で厳格な父親の下、幼い頃からひたすら練習を重ね、12歳で負った背骨の大手術から復活。2002年、五輪出場を目前に冬季オリンピック予選の最終戦を迎えていた。
ビフォアは、滑走を前に音楽を聴いて意識を集中する場面とスタートを目前にゴーグルを着用するレース直前の緊張感を伝えるシーン。衝撃のアフターでは、転倒によるケガで鼻血を出したジェシカ。一本の松の枝によって転倒後、自力で立ち上がった彼女は滑走コースを振り返り悔しさをにじませる。そして、ケヴィン・コスナーが演じる父の横で憮然とした表情でコースを後にするのだった。戦略家であるモリーは、コロラド大学を首席で卒業し、予選を通過してソルトレークで金メダルを獲得し、ロースクールを卒業して会社を設立するという人生設計を立てていた。だが、運命はモリーのもくろみ通りにはいかない。滑走コースにあった1本の松の枝がモリーの運命を変える。その枝に足をすくわれた彼女は転倒、彼女のアスリート生命と人生設計はもろくも崩れてしまうのだった。
ケガから回復したモリーは、ロースクール入学前にハリウッドのクラブでウェイトレスとして働き始める。店の常連客のディーン・キース(ジェレミー・ストロング)から雑用係としてスカウトされ、彼が主催するポーカー・ゲームを手伝い始めることになる。トップアスリートの衝撃のアクシデントから一転、ポーカーゲームの経営者へ。ジェシカ・チャステインが初めて披露する緊迫感あふれる滑走シーンは注目だ。
映画『モリーズ・ゲーム』は2018年5月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー、マイケル・セラ
配給:キノフィルムズ
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