3月3日の公開を控えたこの日に行われたイベントでは、冒頭で開催中の平昌オリンピックにかけて、小瀧が「金メダル級の大ヒットを目指したい」と宣言し、会場を沸かせた。
劇中では、それぞれの恋模様がリアルに描かれているが、中でも黒島は「映画を観て、(高杉真宙演じる)和央はこんなに頑張ってたんだと思って、一観客として応援したくなりました」と明かし、「思いを伝えるシーンがグッときました」とアピール。対する小瀧が応援したいのは「(黒島演じる)糸真ちゃん」だと明かし、「這い上がってほしいし、プリンシパルになって欲しいと思いました」と語った。
また、小瀧は、高杉との共演シーンで、高杉に目をまっすぐ見て言葉を伝えられるシーンで「和央の男としての強さを感じた。普段とギャップがあって、僕もキュンとしました」と明かすと会場からは歓声が起こった。
イベントでは、事前に寄せられた恋に関するエピソードから、応援したくなるものを登壇者が選び発表したが、黒島は、“通学で見かけるほかの大学の人といつか話してみたい”というエピソードを披露。「憧れのシチュエーション」と語る黒島だが、自身だったらどうするかを聞かれると「その人が物を落とすまで待つ・・・」と待ちの姿勢を見せると、すかさず小瀧から「気づいたら5年くらい経ってるじゃ」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。
小瀧は、自身が選んだ“好きな男の子と同じクラスなのに話せない”というエピソードに、「話せずに後悔するよりは話して後悔したほうがいい」と語り、「なんて声をかけられたい?」という質問に「“分け目、いつもより左やな”って言われると、見てくれてるんだなと思いますね。男の子も変化を褒めてくれたら嬉しいです」と笑顔で語った。
ここで、我武者羅應援團の5人が登場し、小瀧演じる弦と、黒島演じる糸真に対してエールを送ると、黒島は「感動しました!」とその応援に圧倒されている様子で、小瀧も「心の奥を射貫かれた感じ。マジの思いが伝わってきて嬉しい」と興奮気味に語った。
最後に黒島は「映画を観て、踏み出す一歩につながったらいいなと思います」、小瀧は「(我武者羅應援團からのエールにあった)『好きから逃げないあなたはプリンシパル』を胸において、映画を観終わったら、そういう思いで映画館を出てもらいたい」と本作をアピールした。
集英社「Cookie」で連載し、全7巻累計120万部を突破したいくえみ綾原作の大人気コミック「プリンシパル」を実写映画化した本作。自分の居場所が見つからず素直になれない等身大の女子高生・住友糸真を黒島結菜、ワイルドでぶっきら棒なモテ男子・舘林弦をジャニーズWESTの小瀧望がW主演で務める。“自分の居場所がなかなか見つからない”―そんな不安を抱えるすべての人たちに送るビター&スイートな切泣きラブストーリー。恋に、人生に、誰もが“プリンシパル=主人公”になれる映画が誕生した。
【取材・写真・文/編集部】
映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』は2018年3月3日(土)より全国で公開!
監督:篠原哲雄
原作:いくえみ綾
出演:黒島結菜、小瀧望(ジャニーズWEST)、高杉真宙、川栄李奈、谷村美月、市川知宏、綾野ましろ、石川志織、中村久美、鈴木砂羽、白石美帆、森崎博之
配給:アニプレックス
©2018「プリンシパル」製作委員会 ©いくえみ綾/集英社