竹中直人、知英

『レオン』の公開直前イベントが2月21日(水)に都内で行われ、知英と竹中直人が登壇した。

本作のオファーを受け、「エロオヤジ役って大丈夫かと思いました」と不安を抱きつつも、「相手がだれなのかが気になった」という知英。その相手役を務めた竹中は、自身と知英が入れ替わることについて「どんな人なんだろうという緊張感はありました」と明かしつつも、現場ではあっという間に打ち解けたようで、「ぎゃーってなっていた」と明かす知英。

元から竹中の大ファンだったという知英は、そのきっかけを「日本語の勉強を始めたときに、どれを観ても竹中さんが出てきた」とその出演作の多さに驚いたことを明かし、中でも「のだめカンタービレ」のミルヒーことシュトレーゼマン役がお気に入りのようで、竹中にとってミルヒー役は「唯一断った仕事」だと語り、「ドイツ人役だったので、それは無理でしょって・・・」とその経緯を語ったが、知英は撮影現場でミルヒーのセリフを披露した竹中に「本当にすごい!夢見たい」と感動したことを明かした。

また、今回コメディ映画に初挑戦となった知英だが、竹中は「エネルギーが強い。芯があって、監督が望んだ通りにはじき返す力がある」と大絶賛した。その中でも難しかったシーンとして、寝ている竹中の上で知英がもがくシーンを挙げ、竹中は「目を開けながら寝てる人をやってほしいと言われて驚いた」と言いつつも、それ以上に自身の上でもがく知英の姿を見て「笑いをこらえるのが大変でした」と語った。

イベントの終盤では、“目を開けたまま寝る人”を演じた竹中の伝統芸とも言える“笑いがながら起こる人”が知英に伝授された。「声は腹の底からのびのびと」と冷静にアドバイスを送る竹中だが、実際にやってみると「難しい!」と笑いが止まらない知英。竹中も「こんなことができてもなんの役にも立たない」と自虐的にコメントし、笑いを誘った。

最後に知英は「とにかく笑いたいと思ったら見るべきです。みなさんに観ていただけると思ったらワクワクしてきました」、竹中は「知英がとにかくすごい。スクリーンで知英のエネルギーを感じてほしい」とメッセージを送った。

彼氏にフラれ、会社もクビになった地味な派遣OL・小鳥遊玲音と女好きなワンマン社長・朝比奈玲男が同じ車の事故に巻き込まれ、目が覚めると朝比奈玲男の体にはある異変が―心は朝比奈のままで体が小鳥遊玲音になっていた。ハチャメチャで破天荒な展開を笑いたっぷりに、そしてピュアな恋心を甘酸っぱく、痛快で胸キュンのコメディ映画に仕上げた。主演を務めるのは、韓国の大人気ユニットKARAで活躍後、2014年に活躍の場を日本へ移した知英。知英が演じる小鳥遊玲音と入れ替わってしまう女好きのワンマンオヤジ社長を演じるのは竹中直人。

【取材・写真・文/編集部】

竹中直人、知英

知英

竹中直人

知英

知英

知英

竹中直人

映画『レオン』は2018年2月24日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:塚本連平
原作:「レオン」(講談社KCデラックス)
出演:知英、大政絢、吉沢亮、斎藤慎二(ジャングルポケット)、ミッツ・マングローブ/原幹恵、河合青葉/山崎育三郎、竹中直人
配給:ファントム・フィルム
©清智英・大倉かおり/講談社・2018映画「レオン」製作委員会