天野喜孝によるコラボアート

切なくも愛おしい究極のファンタジー・ロマンス『シェイプ・オブ・ウォーター』を独自の解釈で描いた人気イラストレーター天野喜孝によるコラボアートが解禁された。

その比類なき世界観からヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した本作。1962年のアメリカ、政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見る。“彼”の魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行く。二人の心が通い始めた時、“彼”が間もなく実験の犠牲になると知る─。監督・脚本・製作を手がけたのは、名匠ギレルモ・デル・トロ監督。ヒロインのイライザを演じるのはサリー・ホーキンス。オクタヴィア・スペンサー、リチャード・ジェンキンス、マイケル・シャノンらが共演する。さらにアレクサンドル・デスプラの優美で印象的な音楽が本作を彩る。いつの時代も愛されてきた種族を超えたラブストーリーが誕生した。

今回、「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインをはじめ、デヴィッド・ボウイをイメージして描いたシリーズや、『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーのコラボアートも手がけた天野喜孝から『シェイプ・オブ・ウォーター』のコラボアートとコメントが到着した。『シェイプ・オブ・ウォーター』が持つ普遍的な物語性とファンタジーの世界観は、天野喜孝がこれまでに手がけてきた作品の世界観に近く、このコラボアートが実現した。

天野喜孝 コメント

素晴らしいですね、60年代、70年代のアメリカは私の好きな時代で、とても好きな映画です。上部がカーブになっている主人公の部屋の窓の形から、私がアメリカで生活していたときを思い出しました。
この映画を観た後に、いろいろなイメージを拡がり、そのなかで”彼”が元々住んでいた場所に戻った時のイメージが見えてきました。水の中の神殿に住んでいて、”彼”は特別な水のマントを羽織っているイメージです。”彼”は、そういう存在だと思うんですね。そういう想いで、この絵を描きました。
この絵は、映画を観る前と後では、印象がすごく変わると思います。

また、このコラボアートを記念して、無料でダウンロードできる壁紙が本作 『シェイプ・オブ・ウォーター』公式サイトにて提供開始された。

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』は2018年3月1日(木)より全国で公開!
監督・脚本・プロデューサー:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スツールバーグ、オクタヴィア・スペンサー
配給:20世紀フォックス映画
©2017 Twentieth Century Fox