“やられたら、やり返す!それが政治理念だ!”をモットーに1%の成功者になるために、若き検事の成り上がりの人生を描いた本作。歴代の大統領選の裏に蠢く金と権力のために動いた検事たちの物語は、情報操作やイメージ戦略、時にはヤクザさえも利用し、まさに悪のバイブルかのごとき、政治の非道さを描き出す。99%の平凡な公務員検事を目指したが、金と権力の虜になり、1%の成功者になるため地滑りのように堕ちていく検事をチョ・インソンが、金と権力を持ち合わせた絶対的成功者の検事部長役をチョン・ウソンが演じる。ほかに、ペ・ソンウ、キム・ウィソン、リュ・ジュンヨルが共演する。
今回解禁されたメイキング映像では、本作の主人公で新人検事パク・テスを演じたチョ・インソン、絶対的権力者の検事部長ガンシクを演じたチョン・ウソン、さらにハン・ジェリム監督が本作への思いやこだわりを語っている。
本作で8年ぶりのスクリーン復帰となるチョ・インソンは「痛快で愉快 それでいて陳腐にならないように」と語り、撮影現場でも時に弾け、時に苦悩する姿を見せている。さらにチョン・ウソンは「シナリオの魅力、そして監督」と本作の魅力を断言。韓国映画にかかせない名バイプレーヤーで、本作で権力に絶対服従する先輩検事を演じたぺ・ソンウも「過去最高に面白い台本」と絶賛する。これを受けて、自ら脚本も執筆したハン・ジェリム監督は「シナリオを書きながら政治部、検察、記者、警察関連の本を洗いました。映画的な仕掛けを通して、観客が鑑賞後に社会の問題点や現実を見つめる、そんな映画にしたかった」と、そのこだわりを熱く語る。
さらに70年代に使われていた古いレンズとそれに似たアネモルフィックレンズも使い、時代感を出すなど、撮影、ロケーション、美術などのこだわりにはチョ・インソンが「時空旅行をする気分」と表現したり、チョン・ウソンも「現実を風刺するために極大化された要素」と納得の様子。「純粋に王になりたい男の話でもある」とハン・ジェリム監督が語る本作は、赤裸々に権力の不条理を訴え、大衆から絶大な支持と共感を得て第53回百想芸術大賞では新人男優賞(リュ・ジュンヨル)など2部門を受賞するなど韓国映画賞レースを席巻した。
また、本作公開を記念し、韓国料理・焼肉ハヌリにて、“『ザ・キング』出世できちゃうスペシャルタイアップメニュー3種”が販売される。
販売期間:2018年3月10日(土)~4月8日(日)
実施店舗:ハヌリ新宿店、新宿歌舞伎町ゴジラ通り店、渋谷店、池袋店
※詳細は こちら
映画『ザ・キング』は2018年3月10日(土)よりシネマート新宿ほか全国で順次公開!
監督:ハン・ジェリム
出演:チョ・インソン、チョン・ウソン、ペ・ソンウ、リュ・ジュンヨル
配給:ツイン
© 2017NEXT ENTERTAINMENT WORLD & WOOJOO FILM All Rights Reserved.