冨永みーな、富田望生、本田望結、足立梨花、山寺宏一

『ガラスの地球を救え!』プロジェクトの完成披露試写会が3月14日(水)に都内で行われ、本田望結、足立梨花、山寺宏一、富田望生、冨永みーなが登壇した。

一般社団法人日本動画協会が日本のアニメ100周年に際して発足・推進する「ア二メNEXT_100」プロジェクトと、環境省が地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」との出会いにより、手塚治虫の同名著作より名付けた本プロジェクト。未来を担う小・中学生を対象に地球温暖化に関する意識啓発に寄与するために2本のアニメーション作品が誕生した。

今回行われたイベントには、本プロジェクト2作品のうち『地球との約束』で主人公・坂口リナ役としてアニメ主演声優初挑戦となる本田望結、『私たちの未来』で主人公・島谷マヒル役の女優・足立梨花、ベテラン声優・山寺宏一、女優・富田望生、冨永みーなが参加。

本作でアニメ主演声優に初挑戦している本田は、自身が演じるキャラクターについて「未来を変えようという意識が強い女の子」と説明し、演じる上で「自分自身が環境問題に気持ちを持っていかないとできないと思ったので、今まで以上に勉強をした」と振り返り、さらに「私よりも小さなお子さんやでも分かりやすく見ることができる」と仕上がりに満足げな様子を見せた。

しかし、収録では難しい部分もあったようで「水の中で『わーっ!』と言ってるシーン」では、口を震わせながらセリフを言わなければいけなかったと明かしたが、それを聞いた山寺が指を使って唇を震わせなくてもできると、水の中で話している風のセリフを披露すると、本田は思わず「すごい」と驚いた様子だった。

足立は「地球温暖化と言うワードは聞いたことがあるけど、何をすればいいのか分からない女の子」を演じており、「この状況のままでいいのかということを問いかけている。感じ取ってもらえると」と明かし、山寺も「なんとかなるでしょと思ってるかもしれないけど、そうではないと危機感を持ってほしい」と本作に込めた想いを語った。

イベントでは、主題歌を担当した高橋優からのビデオメッセージも流され、最後に本田は「過去は変えられないけど、未来は変えられる。小さなことが大きなことに変わるのは大事なこと」、足立は「見たことでひとりひとりがやっていかなければいけないと思ってもらえる作品」とメッセージを送った。

 『ガラスの地球を救え!』プロジェクト公式サイト

【取材・写真・文/編集部】

本田望結

足立梨花

山寺宏一

富田望生

「地球との約束」

「私たちの未来」