本国フランスでも大変な話題を呼び、公開1か月で興収25億円を突破した本作。『ラ・ラ・ランド』や『ダンケルク』といった話題作を抜き、同年フランスでの興収ベスト10入りを果たした。ベテラン・ウェディングプランナーを主人公に、パリの結婚式での一日を舞台に繰り広げられる、人々の人生と思惑が痛快に交差する、大人のためのライフ・エンターテインメント作品。皆で集い祝う、人生で最も華やかなイベントの舞台裏で働く人たちの姿から、“ハレの日”も“悩める日も”「これも人生、まぁ、いいか!」とすべてを笑い飛ばしていけるヒントと、愛と感動と失敗と笑いがいっぱいに詰まっている。
人生で最高に幸せな舞台を創り上げられるはずの ベテラン・ウェディングプランナー―。本日のお客様は・・・“ナルシスト”でやっかいな新郎、、、そして・・・まわりのスタッフは全員“ポンコツ”・・・。舞台は、結婚式。あのルイ13世が所有していたパリ郊外・フォンテーヌブローの近くのクランス城。ウェディングプランナーとして30年間、数えきれない挙式をプロデュースしてきたマックスは、近頃、“引退“という文字が頭をよぎる日々が続いていた。そんな折、ピエールとヘレナというカップルからの依頼で、17世紀の城を舞台にした豪華絢爛な結婚式を控えていた。ウェイターやキッチンスタッフを雇い、カメラマンやオーケストラをブッキング、会場を彩る花や、スタッフの衣裳、出席者の席順など細かな演出をセッティングし、マックスはいつも通り、式を成功させるための準備を整えていた。しかし、マックスのそんな努力も虚しく全てがことごとく大失敗!ウェイターはシワシワなシャツにおかしなヒゲ、新婦を口説きはじめるスタッフ、オーケストラはワンマンショー気取り、カメラマンはおしゃべりとつまみ食いを繰り返し、彼のたてた完璧なプランとは逆に、感動的になるはずだった式は大惨事と化す・・・。様々な思惑と人生が交差する結婚式の、朝の準備から、夜が明けて式が終わるまでを、スタッフたちの目線で、ユーモアをたっぷり詰め込んで軽快に描く。
本作がオープニング作品として上映されるパルコが運営する渋谷のミニシアター《シネクイント》は、19815年に渋谷PARCOパート3の8階にオープンした多目的ホール「スペースパート3」を前身に、1999年7月より常設の映画館「シネクイント」としてスタート。オープニング作品となった『バッファロー’66』が単館系映画館としては異例の34週上映の大ヒットロングランとなったほか、『メメント』や『下妻物語』などを上映してきた。
2016年8月に渋谷PARCO建て替えのため、惜しまれつつも一時休館となったが、今回約2年ぶりに2スクリーンの映画館として復活する。
シネクイント/CINE QUINTO
所在地:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町20-11 渋谷三葉ビル7階
開業日:2018年7月6日(金)
スクリーン数:2スクリーン
席数:162席/115席(予定)+車椅子スペース各1
映画『セラヴィ!』は2018年7月6日(金)より渋谷・シネクイントほか全国で公開!
監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演:ジャン=ピエール・バクリ、ジル・ルルーシュ、ジャン=ポール・ルーヴ、ヴァンサン・マケーニュ
配給:パルコ
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