本作のアンバサダーに就任した千葉雄大は、世界で一番愛されているウサギのピーターラビットと、女性の心をつかんで離さないという共通点、そしてかわいらしいイメージとは裏腹にギャップを持ち合わせているという点から起用されたという。
流ちょうな日本語で挨拶をしたポール・マデン駐日英国大使に続き、「Thank you for your invitation(ご招待ありがとうございます)」と照れ笑いを浮かべつつも、英語で挨拶した千葉。この日タキシード姿で登場した理由について千葉は「厳かな感じに合わせて着てみました」と答え、“大人っぽいですね”というMCの振りに「大人なんですけどね。今年29にになるんですけど、まだ(かわいいと)言っていただくことがある」と緊張をほぐされた様子の笑顔を見せた。
今回、アンバサダーに就任するとともに、ピーターラビット役の日本語吹き替え声優を務めることについて「ピーターは好奇心旺盛で、壮絶なバトルを繰り広げるアグレッシブな一面もある。僕にもそういった野性的な一面があるので・・・」と“ギャップ”を明かすと、会場は笑いに包まれた。
ピーターラビットについては、「絵本でなじみがあった」という千葉だが、本作に参加したことで「行動的な部分は意外と知られていない部分で、そこがコミカルに描かれているのでおもしろい」と語った。イギリスには行ったことがないという千葉だが、学生時代から「UKロックが好きで、生でライブを見たい」と明かし、「呼んでくれないかな」とアピールし、笑いを誘った。
また、声優に加えて、本作のテーマソングを「なぜか歌わせていただくことになりました」という千葉。歌については「精一杯頑張りますので応援していただければ」と期待を持たせ、“新たな一面”という紹介には「何個扉があるのかと。失礼しました。英国ジョークです」と会場を沸かせた。
最後に千葉は歌については「ピーターらしく歌いたいと思っているので楽しみにして欲しい」と語り、本作について「声優だったり、歌だったり、挑戦することがたくさんあって、役者人生においても大きな作品。ご期待くださって大丈夫です。自信満々でお届けしたい」と本作をアピールした。
また、HISでは本作の公開に合わせて、ブリティッシュ・エアウェイズと英国政府観光庁とのコラボレーションにより、ピーターラビットゆかりの湖水地方をコンパクトに案内する日本語ガイドがついたツアーが4月10日より販売される。
豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方、うさぎのピーターと心優しい女性ビアが暮らすお隣に引っ越してきたマグレガー。美しくてピュアなビアに惹かれていくマクレガーにいたずらを仕掛けるピーターだが、マグレガーも大人げない行動で反撃。しかし、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が―。ビア役をローズ・バーン、マグレガー役をドーナル・グリーソンが演じる。監督は、洗練されたコメディセンスとエッジの利いたサントラ選曲で定評のあるウィル・グラック。
【取材・写真・文/編集部】
映画『ピーターラビット』は2018年5月18日(金)より全国で公開!
監督:ウィル・グラック
出演:ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン
声の出演:ジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビー
配給:ソニー・ピクチャーズ