前作『フレンチアルプスで起きたこと』で“壊れゆく家族の絆”を描き、全世界の喝采を浴びた北欧の鬼才リューベン・オストルンド監督が今回テーマに選んだのは“アート業界”。上流社会の人々が集う有名美術館を舞台に、現代社会が抱える様々な問題をウィットに富んだ笑いと鋭い毒で、鮮やかに浮かび上がらせていく。本作は第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝き、監督と脚本を務めたオストルンド監督について、第70回カンヌ国際映画祭の審査員長ペドロ・アルモドバル監督は「驚くべき想像力だ!とても可笑しくて恐ろしい。もう一度観たい!」と大絶賛している。
今回、本作で監督・脚本を務めたリューベン・オストルンドの緊急来日が決定した。日本では2011年に東京国際映画祭で上映された『プレイ』が大きな注目を集め、世界中の映画祭に衝撃を与えた『フレンチアルプスで起きたこと』も大ヒットとなったオストルンド監督。これまで来日は実現しておらず、今回満を持しての初来日を果たす。さらに、記念すべき初来日を祝し、先行プレミア上映の開催が決定。パルムドール受賞のオストルンド監督の話を聞くまたとない貴重なチャンスとなる。
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』先行プレミア上映
日時:2018年4月11日(水)18:45開場/19:00開映
会場:ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1(東京都渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル7・8F)
登壇者:リューベン・オストルンド監督ほか
料金:2000円(税込)均一
※各種招待、無料券の使用不可
チケットご購入方法:
オンラインチケット発売/4月6日(金)19:00より販売開始
劇場窓口販売/4月7日(土)劇場オープン時より販売開始
リューベン・オストルンド監督は、1974年にスウェーデン西海岸の小さな島・スティルソに生まれる。2005年、長編デビュー作『Gitarrmongot(原題)』(04)を監督。長編2作目となる『インボランタリー』(08・未)がカンヌ国際映画祭のある視点部門でプレミア上映され、20以上の国で配給、数多くの映画祭や映画賞で上映され、国際的に認知されるきっかけとなった。2010年、短編『INCIDENT BY A BANK(原題)』(10)がベルリン国際映画祭の短編部門において金熊賞を受賞。長編3作目の『プレイ』(11・未)はカンヌ国際映画祭の監督週間でプレミア上映され、‘Coup de Coeur’賞を受賞した。長編4作目の『フレンチアルプスで起きたこと』はカンヌ国際映画祭のある視点部門でプレミア上映され、審査員賞を受賞。数々の映画祭に出品され、16の外国映画賞を獲得。最新作である『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への初出品を果たし、パルムドールを受賞。その他にも、これまでに24の映画賞を受賞、30のノミネートを果たしている。
映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』は2018年4月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、立川シネマシティほか全国で順次公開!
監督・脚本:リューベン・オストルンド
出演:クレス・バング、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリー
配給:トランスフォーマー
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