伊坂幸太郎“初”にして“唯一”の恋愛小説集を映画化した『アイネクライネナハトムジーク』の第2弾キャストが発表された。
原作は、2014年に単行本が発売され、2017年に文庫化、現在に至るまでに42万部(電子書籍を除く)を売り上げるベストセラー。6章の短編から成るこの原作には、登場人物それぞれに伏線が敷かれ、最終章でそれが回収されるという伊坂ならではの仕掛けがあるのだが、映画でも三浦春馬演じる佐藤という男を中心に展開していく。4月にクランクイン、オール仙台ロケで撮影を敢行する予定となっている。監督を務めるのは、緻密な構成と巧みな演出で、リアルで新しい恋愛群像を描いてきた“ダメ恋愛映画の旗手”とも称される、今注目の新鋭監督・今泉力哉。今回は、原作者の伊坂幸太郎から「映像化できるのは今泉監督しかいない!」とラブコールを受け快諾した。
今回、先日発表された主人公・佐藤役の三浦春馬に加え、多部未華子、原田泰造、矢本悠馬、森絵梨佳、恒松祐里、貫地谷しほり、MEGUMI、濱田マリ、八木優希、さらに本作の舞台となる仙台出身のお笑い芸人サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしが参加するが発表された。作家・伊坂幸太郎がアーティスト・斉藤和義からのオファーで、“出会い“をテーマにひとつの短編を書き上げたことから始まった原作に、また新たな”出会い“が重なり、この4月から仙台オールロケでの撮影が開始される。
また本作では撮影に伴い、エキストラボランティアに協力可能な方を募集中。詳しくは 映画『アイネクライネナハトムジーク』公式サイトにて。
佐藤(三浦春馬)
「劇的な出会い」を待つだけの男。マーケティングリサーチ会社勤務。
本間紗季(多部未華子)
偶然、佐藤と出会う女性。通称シャンプーさん。
藤間(原田泰造)
佐藤の会社の先輩。妻と娘に逃げられる。
織田一真(矢本悠馬)
佐藤の学生時代からの友人。変わり者。
織田由美(森絵梨佳)
一真の妻。学生時代モテモテのマドンナ。
織田美緒(恒松祐里)
成長した一真と由美の生意気な娘。高校生。
美奈子(貫地谷しほり)
織田由美の同級生。美容師。声しか知らない男に恋をしている。
板橋香澄(MEGUMI)
美奈子の美容室の常連。何かと美奈子を気にかけている。
久留米マリ子(濱田マリ)
織田美緒と亜美子のクラスメイトの母親。
亜美子(八木優希)
織田美緒の親友。高校生。
サンドウィッチマン 伊達みきお・富澤たけし・・・(秘)
多部未華子 コメント
伊坂先生の作品でまたお声がけいただいて、とても嬉しく思っています。
三浦さんとも、4年ぶりの共演になるので、今からとても楽しみです。
原作の世界観に馴染めるように頑張ります。
原田泰造 コメント
今回この映画に出演できることが本当に嬉しいです。
僕が演じるのは、妻に逃げられたサラリーマン藤間の役です。
全力で頑張ります!
映画『アイネクライネナハトムジーク』は今冬に全国で公開!
監督:今泉力哉
配給:ギャガ