世界19か国で同日放送が開始される本作のワールドプレミアイベントには、主演で女性版シャーロックを演じた竹内結子をはじめ、相棒・和都を演じた貫地谷しほり、シャーロックに事件捜査の協力をしてもらう礼紋警部役の滝藤賢一、本作オリジナルキャラクターで真面目な刑事・柴田巡査部長役の中村倫也、戦場カメラマン守谷透役の大谷亮平、シャーロックの唯一の肉親で彼女以上の天才という兄・双葉健人を演じる小澤征悦、精神科医で和都のセラピストとして彼女を支える入川真理子役の斉藤由貴、シャーロックと和都に部屋を貸す2人の良き理解者・波多野君枝を演じる伊藤蘭というメインキャスト8名が集結した。
舞台挨拶に先駆けて行われたレッドカーペットイベントでは、「すごい作品になったとひしひしと感じています」と笑顔で挨拶した竹内。豪華キャストを率いての登場に集まったファンからは大きな歓声が寄せられた。
舞台挨拶では、日本を飛び出し19か国で放送されることについて改めて「いまさらながらにものすごいプレッシャーを感じています」と明かした竹内は、すでに撮影は終了している本作を「ちょっとでもみんなが楽しいと思える作品になるように、力を合わせて作りました」と自信を見せた。さらに竹内は、自身の役どころを「明るい人でなしをテーマに演じてきました」と語った。
竹内演じるシャーロックも相棒を演じる貫地谷は「今までのワトソンとは違う感じで、呼び名も“和都さん(わとさん)”とかわいくなっている」と自身が演じる役どころについて語り、さらに二人が住む部屋のセットについては「撮影初日から感動した。ディテールにこだわっていて、この中で撮影できるなんて幸せ者だと感じた」と振り返った。
また、「ついに世界にはバラク時が来るのかと思って、感無量です」とあいさつした滝藤。滝藤演じる警部の部下・柴田を演じる中村は、オリジナルキャラを演じるにあたって「コンビだけど“ニコイチ”にはならず、個性があるけどまとまっている」と二人の関係性について語った。
今回、女性キャストとのシーンが多かったという大谷だが、4名の女性キャストに囲まれたシーンがクランクインだったと振り返り、「オフの時も女子ならではのトークを聞かせていただいたのがいい経験でした」と明かすと、その時のトーク内容について竹内は「女子同士だったから、結構えげつない話をしていたんじゃないかな(笑)」と笑いを誘った。
子どものころから「シャーロック・ホームズ」のファンだったという小澤は、シャーロックと和都さんが住む部屋の住所を“トゥー・トゥー・ワン・ビー”と英語で読み上げると、貫地谷は「私たちは“ニ・ニ・イチ・ビー”って呼んでた」と日本語読みしていたことを明かし、会場の笑いを誘った。
イベントでは、選んだ動物で自身の“変態度”が分かるという心理テストが行われ、“変態度10%”の銀のフクロウを中村、滝藤、貫地谷が、“変態度60%”の白のオオカミを竹内、大谷が、そして“変態度100%”の金のヘビを伊藤と、伊藤につられた小澤が選んだ。伊藤が「一人にしないで」と懇願し、同じ動物を選んだ小澤は「これから仕事がなくなるとかないですよね?」と心配そうに語ったが、竹内は「なんだかんだ一番おいしいところを持っていった」とツッコまれ、会場は笑いに包まれた。
最後に竹内は「画面からバラの香りが漂ってきます。嘘です」と冗談を交えつつ、「またひとつ新しい作品にできることができた。放送配信が始まりましたらぜひ楽しんでください」と本作をアピールした。
全世界で最も多く映像化されているキャラクター、シャーロック・ホームズとジョン・ワトソン(ギネスブック認定)。本作は、二人がもし現代の東京にいたら?ふたりとも女性だったら?という大胆不敵な新解釈で捉えた全く新しい連続ミステリー・ドラマ。史上最も美しいシャーロック・ホームズを竹内結子、ジョン・ワトソンならぬ和都を貫地谷しほりが演じる。また、本作は刺激的なオリジナルドラマで話題を呼んできたHuluと、世界有数のケーブルテレビ放送局HBOアジアが初タッグを組み共同製作、世界19か国での同日放送が決定している。
【取材・写真・文/編集部】
「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」は2018年4月27日(金)よりHuluにて独占配信開始(全8話)!
監督:森淳一、瀧悠輔、松尾崇
出演:竹内結子、貫地谷しほり、滝藤賢一、中村倫也、大谷亮平、小澤征悦、斉藤由貴、伊藤蘭
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