音なし・助けなし・あるのは絶望だけ―エクストリーム・シチュエーション・スリラー『Inside(原題)』が『インサイド』の邦題で7月13日(金)より全国で公開されることが決定した。

幸せ絶頂の夫婦を襲った不運な車の衝突事故で、夫は帰らぬ人となり、妻サラは補聴器ナシでは耳が聞こえない障害が残った。お腹の子の誕生だけを心の支えに暮らすサラだが、ある晩、見知らぬ女が家に侵入し、彼女を殺そうと襲い掛かる―。主人公サラを演じるのはレイチェル・ニコルズ。執拗にサラ殺そうと迫る正体不明の女を『マルホランド・ドライブ』のローラ・ハリングが怪演。『スペイン一家監禁事件』のミゲル・アンヘル・ビバスが監督を務める。補聴器が壊れ、音のない世界で正体・目的不明の女が襲い来る緊張感と恐怖。生き残ることができるのか―。

今回、公開決定と併せて緊迫感に満ちたビジュアルと、音がなくなる予告編が同時に解禁された。ビジュアルは主人公サラが今にも産まれてくる子どもを宿したお腹に手を当ててたたずみ、その後ろには狂気に満ちた女の姿が―。包丁を持ち、今にも襲い掛かろうとしている緊迫感に満ちた様子で、耳が聴こえず、女の存在には気づけない―。

予告編は冒頭から大きな車の事故というショッキングな映像で幕を開ける。生き延びたサラは我が子の誕生だけを心待ちにしているが、そこに突如として現れる正体不明の女。突然ドアに包丁を付きたて、家に侵入してくる。バスルームに逃げ込むも補聴器が壊れてしまいサラは音が聴こえなくなってしまう。それと同時に予告編自体も耳鳴りと心音だけになる。「耳が聴こえない」「脱出不可能」「助けなし」のシチュエーションとともに鬼の形相で迫る女、抜き取られる包丁、今にも生まれそうなわが子を宿したお腹に突き立てられるハサミ・・・。果たして女の目的はいったい―。

映画『インサイド』は2018年7月13日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開!
監督:ミゲル・アンヘル・ビバス
出演:レイチェル・ニコルズ、ローラ・ハリング、アンドレア・ティヴァダル
配給:ショウゲート
© 2016 NOSTROMO PICTURES SL / INSIDE PRODUCCIÓN AIE / GRAND PIANO LLC