本作は若手映画監督の登竜門として知られている上映企画「MOOSIC LAB 2018」の参加作品。MOOSIC LABは山戸結希監督、森川葵、吉岡里帆など多数の監督やキャストをメジャー界に送り出しており、本年度も次世代のキ ャストスタッフが集結している注目の企画。本作の主演を務めるのは、秋元康プロデュース「ラストアイドル」グループの派生ユニット「Love Cocchi(ラブコッチ)」の中村守里。オーディションにより抜擢され、本作が映画初出演・初主演。ほか学生キャストもオーディションによって選ばれた10代のフレッシュな面々が揃う。
今回、公開決定に併せて 公式サイトにて特報映像が解禁された。
上村奈帆(監督・脚本)コメント
皮膚の薄皮一枚下を神経がドクドクと這いつくばっていたあの頃、学校が世界の全部でした。あれから16年が経ってその皮は随分とぶ厚くなったように思います。それは私を凝り固まらせ、私は私という等身大の世界を、今も自由に不自由に生きています。今回、コラボアーティストのSWANKY DOGSとの出会いをきっかけに、MOOSIC LAB 2018に参加させていただく形となりました。先月行われた中学生キャストオーディションでは眩い才能に満ち満ちた皆様とお会いすることが出来、主演中村守里さん、長谷川葉生さんはじめ魅力的なキャストの方々とこの世界を追求することが楽しみでなりません。分厚い皮を突破して、お客様の元へ届きますよう、全員で走りきります。
中村守里コメント
以前から映画に出演することが夢でしたので、決まった時は凄く嬉しかったです。でも初めての映画でまさかの主演、自分にできるのかなと自信がないですし正直、今は不安だらけです。それでも、このような素晴らしいチャンスを頂いたからにはこの作品を必ず良いものにしたいという気持ちが日に日に強くなっています。とにかく自分の最大限の力を出したいです。また作品を通して色々な経験が出来ると思いますしいっぱい成長したいです。上村監督をはじめスタッフの皆さん共演者の皆さんと一緒に頑張ります。沢山の方に見て頂けたら嬉しいです。
松木ひなのは、自分の想いを書くことでしか表現できない中学生2年生。嫌なことを嫌とも言えず、クラスでのいじめは日に日にエスカレートしていった。そんなある日、逃げこむように入った保健室で、先生の進藤有紀と会う。はじめて自分を受け入れてくれた有紀に、ひなのは少しずつ心を開いていく。しかし“あること”が発覚し、全てが崩れ去っていく・・・。不器用でまっすぐな永遠の14歳たちに送る青春ロックムービー。
映画『書くが、まま』は2018年11月よりK's cinemaにて上映予定!
監督・脚本:上村奈帆
出演:中村守里、長谷川葉生、渡邉空美、梅田凛乃、松原こはる、富岡英里子、大根田良樹
配給:SPOTTED PRODUCTIONS